「不倫の恋しか燃えない…」略奪愛に溺れ続けるアラフォー女性の“誰にも言えない本音”
不倫にハマる女性は非常に多いと聞きます。一度経験すると秘密の恋がもたらす中毒性を心地良く感じ、抜け出せなくなってしまうとか。
斎藤綾子さん(仮名・37歳)もその1人で、大学時代に不倫愛へ目覚めてしまったそう。
現在も5年もの間関係を続けている相手がいるそうですが、奥様と別れる気配がありません。今の状態をどうするべきかを悩んでおり、暗い表情を浮かべた綾子さんはこう言いました。
「辛いけど、壁にぶつかると少し楽しいと思っちゃう。障害がある恋ほど燃えるっていうか……」
「自分で言うのもどうかと思いますが、モテるんですよね(笑)」と冗談めかして話す彼女。中学生の頃から彼氏が途切れず、出会いに困ったことはありません。
綾子さんは口調が柔らかく、穏やかな雰囲気を持っています。交友関係が広くフットワークも軽いため、男性から声が掛かるのも納得がいきました。
不倫愛に目覚めたのは大学3年生の時に恋をした一人の男性。お互いのブログを通じて出会ったのですが、最初は独身と言われていたそう。のちに既婚者である事実を明かされ、当時の綾子さんはひどく戸惑いました。
けれども恋心が抑えられず、付き合いを続行。そうこうしているうちに相手の魅力に気づき、既婚者男性特有の落ち着きや余裕、経済力をポジティブな方向へ捉えるように……!
「今までの歴代彼氏とは違う、と思ったら彼がすごく魅力的に感じたんですよ。デートスポットもいっぱい知ってるし、美味しいものも食べさせてくれるし。独身みたいにガツガツしていないのもすごく良かった。彼のお陰で同世代とは違う経験もできて、ちょっと優越感さえ覚えたほど。
でも当時は大学生ですから、不倫してるコも周りにいません。友達に自分の恋愛を話せないし、後ろめたさもあって葛藤している中、奥さんにバレそうになっちゃって。1年くらいで関係が即終了。“もう不倫はやめよう”と固く決意し、次の出会いを求めにいったのですが満足することはありませんでした。」
初めての不倫が終わってからは独身の男性と何人か付き合ったものの、気持ちは満たされないまま。経験値、経済力などを前の彼と比べてしまい、つまらないと思うことが増えていったのです。
社会に出てからも納得のいく恋愛ができずにいた綾子さん。26歳の時にまたしても既婚者男性と出会い、3年関係を続けていたとか。
当時の彼・Sさんは付き合っている途中で奥様と離婚。シングルファザーとなり綾子さんとは結婚寸前まで話が進みましたが、夫婦の形におさまることなく2人は決別したのです。
「もともと奥さんとはうまくいってなくて、別れる・別れないの話を延々としていました。最後の1年くらいでようやく離婚、私に決めてくれるって言った時はもう嬉しくて仕方がなかったです。ただ私はあんまり子どもが好きになれなくて、結局ダメになりましたけど(苦笑)
別れた後も奥さんから自分に乗り換えてもらった喜びが薄れなくて、妙な達成感を覚えてしまったんですよ。実は高校時代にも彼女がいた人に告られ、同じような経験をして。人の所有物が自分の手に渡った瞬間の気持ちよさを忘れることができませんでした」
略奪愛の中毒性にも旨味を感じた彼女。Sさんとの経験により、この時から不倫への抵抗感が全くなくなったそうです。
大学時代に出会った既婚者男性がきっかけ
略奪愛が楽しい……独特の恋愛観が不倫を加速させる
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