波を浴び続けたい子供と、行方不明の夫。家族のために行った、波のプールがトラウマ級にしんどかった
子どもが小さい頃は、子どもが喜びそうなレジャースポットに連れて行ってやりたいと思うのが親心。
しかし、子どもの笑顔は最高のプレゼントですが、疲れ知らずの子どもに付き合う親はヘトヘトに。
清水のり子さん(仮名・45歳)は、夏休みに幼稚園の息子を連れて、遊具やプールなどがあるレジャー施設併設のホテルに家族旅行に行ったそう。
そこは小さな遊園地や遊具などさまざまな設備があり、動きたい盛りの息子は大喜び。ですが子ども一人では危険なため、目が離せません。
「遊具がたくさんありますが、ちょっと怖がりな息子はわたしがいないと行きたがらず、わたしも運動がてら、一緒にアスレチックや遊具などに挑戦。童心に還って子どもと一緒に楽しみました。
一方で、夫は子どもと遊ぶのが苦手なようで、あまり付き合ってくれません。ですが、わたしも良い運動にもなったし、息子も喜んでいたし、連れてきて良かったなと思いました」
午後は「プールに行きたい」という息子を連れて、室内の温水プールへ。
アスレチックでずいぶん遊んだため、疲れた身体を休めたかった清水さんですが、プールは遊具以上に子供だけでは危険なので、一緒に付いていったといいます。
数あるプールの中で息子が気に入ったのは「波のプール」。
海でもないのに波が立つプールに大喜びの息子は、「もう一回、もう一回」とエンドレスに波を浴び続けます。
「波のプールが気に入った息子はプールから出ようとしませんでした。予想以上に喜んでくれたのは良かったのですが、まだ小さい息子なので目が離せません。途中でトイレに行きたくなっても「まだやる!」というのでトイレを我慢して波を浴び続け、1時間に1度の来るメンテナンス時間にダッシュでトイレ。波が再開すると、またエンドレスに波を浴び続けていました」
息子の喜ぶ顔が見たい!
息子のリクエストで訪れたプールが地獄
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