ドラマ『おっさんずラブ』まさかの続編。新シリーズへの妄想が止まらない
あの3人が、帰ってくる。
2016年の深夜ドラマが話題になったことから、2018年に連続ドラマシリーズが放送され、2019年に公開された映画もボーイズラブジャンルでは異例のヒット。田中圭が主演を務める伝説的ドラマ『おっさんずラブ』(天空不動産編)の続編が、2024年1月に金曜ナイトドラマ枠で放送されることが発表された。
このニュースに、地球ごと震撼したはず。それほど、ファンは5年ぶりの続編決定に打ち震えた。放送まで、まだ3ヶ月以上ある。これまでの天空不動産編を振り返りつつ、続編の展開を予想してみたい。
田中圭演じる天空不動産の社員・春田創一が、ある日ふと、見てはいけないものを発見してしまう。
それは、吉田鋼太郎演じる黒澤部長が、密かにコレクションしている春田の写真だった……。そんな、ある意味ショッキングでコミカルな展開から始まる『おっさんずラブ』。
立場や年齢差をものともせず、春田を「はるたん!」呼びしてグイグイ迫る黒澤部長の姿に、最初はどこか気圧されるものがある。
しかし、勢いに流されるだけ流されて、ハッキリしない態度をとる春田に振り回される黒澤部長が、なんだか健気に見えてくるのだ。
そんな二人の間に波紋を呼ぶのが、本社からやってきたエース社員・牧凌太(林遣都)の存在。春田とはたまたま合コンの席で一緒になり、その後、同僚として一緒に働くことになる。あれよあれよと、母が出ていった春田家の実家でルームシェアを始めた春田と牧。気づいたら、春田をめぐり、黒澤部長と牧が争う三角関係ができあがっていた。
春田にしっかり想いを告げるため、30年連れ添った妻と離婚することを決めた黒澤部長。そして「自分と一緒にいたら、普通の幸せを手に入れられない」と気持ちを押し殺して身を引く牧。主要キャラがほぼ男性、という以外は、まさにピュアラブストーリーである。
ドラマシリーズでは、泣いて笑ってのすったもんだを経て、ようやく想いを伝え合った春田と牧が結ばれる。上海出張を経て戻ってきたあとの二人については、劇場版で描かれた。次なる続編では、さらにその後の二人の様子に焦点があてられるはずだ。
物語は衝撃のスタートから

「おっさんずラブ」テレビ朝日公式サイトより
波紋を呼ぶエース社員・牧

(画像:劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~公式サイトより)
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