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楽ゲーかと思ったPTAが地獄すぎて胃に穴が空いた、定例会議なし、活動期間は1シーズンなのになぜ?

ストレスまみれの推薦委員にゲンナリ

電話「自分だったら絶対にやりたくない仕事を、電話をかけて、やってくれないかとお願いするんです。それだけでもストレスですよね。しかも今まで役員をやっていないということは、役員をやりたくない人たちがほとんど。当然快く引き受けてくださる方は見つかりません。ほとんどの人は『申し訳ないですが……』と丁重に断ってきますが、怒られたり、電話をガチャ切りされたりということもありました」 この推薦委員、活動のスタート時期は秋ですが、なんと翌年の役員が全員決まるまでは活動が終わりません。一度断られても、決まるまでは何度も電話をしなければならず、それがひどいストレスとなったようです。 「しつこく本部役員を頼まれるほうもストレスだと思いますが、頼むこちらも猛烈にストレスな仕事です。その時期、役員のことを考えるだけで憂鬱になり、胃が痛くなっていました。誰でもいいからやってくれ!と毎日思っていました」 胃痛を抱えながらも手分けしてあちこちに当たり、やっと次年度の本部役員が決まったのは年明けのこと。本部役員をやると、子どもが多い人は1回だけやれば済むため、子どもの多い家庭の方と、以前も本部役員をやった方があまりにやってくれる人がいないので仕方なく引き受けたようです。

病院に行くと、まさかの「胃に穴」

「推薦委員の仕事が終わったころ、ちょうど人間ドックに行ったのですが、なんと『胃に穴が空いています』と言われたんです!自分のPTAが終わってほっとしましたが、毎年身体を壊してまで決めなくてはいけないPTAなんて、存続する必要があるのかなと疑問に思いました」 共働き家庭が多い現在、わざわざ時間を割いて行うPTAの存在意義について論争が起こっていますが、あくまで基本はボランティアで、できる人ができるときにやれば良いはずのもの。 いま一度、PTAのあり方についてじっくり考える必要がありそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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