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南野陽子、逮捕夫と離婚。「私だけは…」ダメ男を支えた12年と明かした“ホンネ”

独身時代のインタビューで明かした本音

もともと恋多き女と言われている彼女だが、23歳で結婚したいと語るほど結婚願望は強かった。 17歳でドラマ出演して芸能界デビュー、18歳のとき歌手デビュー、雑誌の巻頭36ページを飾って話題となった。「ナンノー」と叫ぶ若い男性たちの親衛隊もいた。同時期、舞台にも出演し、極めつけは『スケバン刑事』の2代目麻宮サキ役だ。これで大ブレイクを果たし、20代はアイドルからトップ女優へと駆け上がっていった。
『スケバン刑事』東映株式会社

『スケバン刑事』東映株式会社

30代以降は女優に専念、ラジオやバラエティでも活躍している。そのころ筆者は彼女にインタビューをしたことがある。当時は話すことを決めていて、なかなか本音を出してくれない女優が多かったのだが、彼女はこちらの目をじっと見て、自分の心の内を話してくれたのが強く印象に残っている。 率直でまじめ、仕事に真摯(しんし)に取り組み、努力を重ねてきて今があると痛感させられた。とにかく感じのいい素敵な女性だったが、「予定ではもっと早く結婚しているはずだったんですけどねえ」と自ら笑いながらも残念そうに話していたことが思い出される。 そんなナンノが結婚したとき、内心、「よかった」と思ったものだ。ところが夫の不祥事が報じられるようになっていった。

元夫は南野の両親にも尽くす「人たらし」か

妻に対して、夫は非常に優しかったという。 結婚前から彼女の両親に電話をかけて気遣い、結婚して8ヶ月後に母親が急逝したとき彼女を支えたのも彼だった。介護が必要になった父を神奈川県の老人ホームに入居させて足繁く通ってサポートを重ねていたという。 南野さんのコンサートがあるときは、夫が父を会場まで送り迎えしていた。親孝行の南野さんからみれば、自分と両親に尽くしてくれる夫だったのだ。惚れ込んでもやむを得ないのかもしれない。
「究極の人たらし」だったという説もある。つまり自分の得になる人間に対して懐に飛び込むのがうまく、相手が心を開くとするりと入り込んで、よりよいビジネスをともにするふりをして横領したり資金流用したりするのだという。 外の人間に対しては「うちのカミさんが」とよく話し、実際に妻を紹介することも多々あったらしい。そのために相手が信用してしまったケースもある。 一方で、周囲に「妻は金づる」とも言っていたようだから、ずっと「夫を見守り続ける」と決意していた南野さんにとってはつらいだろう。最近も夫には愛人がいたらしいが、彼女は知らなかったようだ。
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「私だけは…」ダメ夫を支える女性
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