南野陽子、逮捕夫と離婚。「私だけは…」ダメ男を支えた12年と明かした“ホンネ”
<亀山早苗の恋愛時評>
次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)
共通の知人がいた食事会で知り合い、半年後の2011年にスピード婚をしたふたりだが、結婚当初から夫のさまざまなトラブルが報じられてきた。
家賃の滞納、運転手への暴行、詐欺まがいの金銭トラブル、愛人と子どもがいることが発覚したこともある。
結婚記者会見で見せていた1300万円のハリーウィンストンの指輪も、実は彼女のクレジットカードで買ったものだという話もあった。
勤務先の資金流用で訴えられたこともあるが、なぜか立件はされなかった。南野さん自身もトラブルのたびに「これ以上、病みたくない」と言いつつ、「彼を信じている」として別れようとはしなかった。
「人間は過ちをおかすこともある。切り捨てるのではなくそばで見守る人間が必要」とも語っていた。彼を心から信じ、愛していたのだろう。
南野陽子、夫の逮捕の6日後に離婚
南野陽子さん(56歳)が、12年連れ添った4歳年下の夫・金田充史容疑者との離婚を発表した。夫が業務上横領の容疑で逮捕されてから6日後のことだった。 逮捕された当初は被害者へのお詫びとともに、「悲しさ、怒り、情けなさ…いろんな感情が湧いています」と言いつつも離婚の決断はつかなかったようだが、気持ちを整理することができたのだろうか。