息子をいじめている子を特定したら、母親が“まさかの人物”だった!その後、いじめがやんだワケ/2023人気記事top5
2023年1~11月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにtop5まで紹介します。こちらは、「結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は6月5日 記事は取材時の状況です)
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「子ども同士のケンカに親が口を出すものではない」とよく言いますが、自分の子どもがいじめられていたとなると話は別。しかし、思わぬきっかけでトラブルが解決することもあります。
神奈川県在住の山岡美里さん(仮名・31歳)は、離婚後に幼稚園児の1人息子、ハルクくん(仮名)を連れて実家に戻ってきました。
「慣れ親しんだ幼稚園を転園させるのはやっぱり気が引けました。ハルクもお友達と離れるのはすごく寂しそうでした。でも、実家の近くの幼稚園であれば、私の同級生の子もいるかもしれないからすぐにお友達はできるだろうと淡い期待を抱いていたんです」
しかし、ハルクくんを待ち受けていたのは同級生の女の子からのキツイいじめでした。
「最初はいじめに気が付かなかったんです。でも、前の幼稚園では楽しそうに登園していたハルクがだんだんと元気がなくなってきて、『お腹が痛いから幼稚園行きたくない』と言い出すようになり、おかしいと感じたんです。そこで、何かあったのかハルクに尋ねると、クラスの女の子がいじわるなことを言ってくると打ち明けてきました」
その“いじわるなこと”とは「チビ」「女の子みたい」「変な名前」など言ってくる女の子がいると言うのです。
しかもハルクくんの話によると、みんなの前ではなく2人きりになったときに言われているようでした。それでは先生もいじめに気づいてないのかもしれない……と思った美里さん。園に一度、相談してみることにしました。
「でも、どの園児がいじめているのかをまずは自分で確認したかったんです。お迎えはバスなので顔が判断しにくいのですが、そんな矢先に幼稚園の発表会があったんですよね。
そして当日、ハルクにどの子に意地悪なことをされているのかを指差しで教えてもらいました。いじめている子は、ハルクよりもかなり体の大きい女の子。どうやら、クラスのボス的存在のようで他の園児もその子の横にくっついていましたね」
発表会には保護者も来ていたので、ついでにいじめている子の親御さんのことを覚えておきたいと美里さんは考えました。するとそのとき、背後から「美里さんじゃないですか!」と呼ぶ声が聞こえたのです。

※イメージです(以下、同じ)
息子が転園先でいじめられている!?
いじめをしている子を確認

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