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吉住「過激なデモ活動家」R-1で賛否。実はもう1つのネタの方が問題発言?!

アマチュアながら4位!どくさいスイッチ企画

――唯一のアマチュアながら4位に食い込んだどくさいスイッチ企画さんについてはどう思いましたか? <正直、これは最終決戦進出あるぞと思っていました。めちゃくちゃ面白かったです。あのネタは、内容の面白さもさることながら、演技的に取り回しがしやすい構造になっています。時間がブツ切りなので、流れに沿って感情の機微や変化を表現する必要がないんです。 もちろん時間がワープするので、その都度テンションを変えるなどのテクニックは必要になってきますが。あの台本、ピン芸人なら誰もがやってみたいネタじゃないですかね。「めざましじゃんけん」のくだりなどでは、大喜利の強さも発揮されていました> ――しかし、審査員の点数は思っていたよりは伸びていなかった。 <これはもしかしたら、生で見るのとテレビでとの違いがあるのかな、と。テレビとなるとカメラワークや音声によってプロの芸人と変わらないクオリティに見えますが、生で審査員が見た時に、立ち振る舞いやちょっとした目線、声の質の違いで、少し見劣りしてしまったのかもしれないですね。もちろん、想像の域での話ですが>

芸歴制限の撤廃がもたらしたものは?

――2021年より続いていた芸歴制限が撤廃されて初の開催となった今回の『R-1グランプリ』。くしくも優勝は、芸歴20年目のベテランピン芸人の頭上に輝きましたね。 <芸歴制限については、もちろんメリットもあったと思うんですよ。その間に若い芸人さんは知られるきっかけが増えたし、実力の底上げもされた。でも、やはり撤廃されることでベテランの層の厚さやレベルの高さを感じざるを得なかったですね> ――ありがとうございました。 <文/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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