育休中、毎晩飲み歩く夫。義母に「買い物に行ったの?」と聞かれ、真実を伝えると…
近年、家事や育児に参加する男性が昔に比べて増えています。
そういった背景もあり、育休ほど長期間の休みは取得できなくても、数日から2週間ほどの休暇を取って妻や新生児と過ごすパパも増加しているようです。ただ、夫が休みを取得したことで、頭を抱えるママも少なくありません。
ミワさん(仮名・27歳)は、出産日を含め2週間の休みを取ったとワクワクする夫に対し、最初から不安しかなかったと言います。けれど、義父母が経営する会社で働く夫の提案ということもあり、頭ごなしに否定するわけにはいきませんでした。
「義父母は感じのいい人で、とくにお義母さんは『仕事より家庭を大事にしなさい』と夫を諭してくれるような人。そして、繁忙期に2週間もの休みを調整してくれたお義母さんの手前、文句は言えませんでした」
また、義父母の会社では“男性が育児関連の休暇を取得する初のケースだっため、ほかの社員も制度を利用しやすいよう実績を作りたい”と義母が話していたこと、“休暇中も欠勤扱いにならない”ということもあり、二つ返事で承諾したのです。
「出産時はいっしょにいてくれて心強かったですし、出産後は病院の個室で寝起きし、見回りに来た看護師さんたちに新生児との接し方について聞くなど熱心でした。普段は家事なんてまったくしない夫が、出産をキッカケに変わるのかとすら期待した瞬間もあります」
けれどミワさんが出産して3日経つと、「病院は寝心地が悪いから、夜だけ家に帰る」と言いはじめたのです。生まれたばかりの赤ちゃんといっしょに過ごしたいという夫の希望で、個人病院の広い個室を予約したというのに。
「次の日、夫は夕食の時間になっても現れず、連絡も取れません。結局、朝食・昼食・夕食はすべて廃棄し、夫の翌日以降の食事についてはその日のうちにキャンセルしました。その状況を怒りにまかせてLINEに書き綴りましたが、夫から連絡が来たのは翌朝です」
育児休暇を取り、育児に熱心な様子を見せる夫
出産を終えて3日後には……
