
美容ライターの遠藤幸子です。比較的若い世代でも悩んでいる方が多いくすみですが、スキンケアなどでアプローチしつつも、ベースメイクでカバーしたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
今回は、セザンヌ「UVトーンアップベース ピンク」748円(税込)に注目し、大人のくすみをどこまでカバーできるか試してみました。
47歳のくすみをどこまでカバーできるか、試してみた

筆者の肌は、朝起きて鏡を見るとくすんでいることがよくあります。くすみをそのままにしてメイクすると、いつもより老けて見えたり、ポイントメイクが映えなかったりすることがあります。
そのため、耳をマッサージする、蒸しタオルで顔を温める、ローションパックをするなどしてくすみにアプローチしていますが、トーンアップベースを使うことを常としています。
しかし、数多くのトーンアップベースを試して感じたのは、不自然にトーンアップして白浮きしたり、あまりに艶やかに仕上がってしまい、テカリに見えたり、毛穴が悪目立ちするものがあるということ。そのため、仕上がりや使用感に注意しながら試してみました。
手のひらに取り出すと、淡いピンク色をしています。みずみずしくのびやかなテクスチャーも好印象です。筆者は目の下のクマが特に気になるのと、立体感を出すために、目の下に重点的に置いてから外側に向かって塗り広げ、気になるところには少量重ね塗りしました。

くすみを払拭しながら白浮きせず、ナチュラルにトーンアップした印象です。顔にだけ使うことを考えると、首から浮いて明るくなるのは避けたいところですが、首と顔とで明るさの差を感じることもなく、全体的に自然な印象に仕上がると感じました。
また、毛穴に化粧下地が落ちることや、ツヤ感で毛穴が悪目立ちするようなこともありません。むしろ使用すると、毛穴が目立たなくなるように感じられました。肌質を問わず使いやすい商品だと感じます。
ただ、肌が乾燥しているときに使うと、ツヤ感がやや物足りなく感じられました。そのため、乾燥肌や混合肌の方が使用される場合には、合わせるファンデーションはツヤ感のあるものにするか、十分に肌を保湿しておく必要があると感じています。
改めて「UVトーンアップベース」とはどんな商品なのか、解説します。くすみをカバーしながらワントーン明るい美肌に仕上げる化粧下地で、SPF50+/PA++++と高い紫外線防止効果を兼ね備えているのが魅力的です。
ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)でありながら、水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方であることが頼もしいです。洗顔料で落とすことができるのも便利です。
また、5種の保湿成分が配合されていて、日中の乾燥から肌を守る効果が期待できます。