好条件の爽やか未婚男性は「好条件なのに結婚できない人」
好条件なのに未婚でアラフォー以上という男性は、何か訳アリの可能性は高いです。それでも、
未婚で見た目も条件も良い男性を探す女性は多くいるので、彼らは自分に非があるとは思いません。

結婚相談所を運営する知り合いから聞いた話ですが、高学歴・高収入でそこそこ人気はあるけれど人柄に問題がある某男性会員は、女性に断られるたびに、男性が奢るのが当たり前の日本のデート文化や、男女平等についての議論を担当者に吹っかけてくるそうです。
月一の面談では彼本人が自分の婚活から論点をずらし、婚活の作戦会議ではなく日本のジェンダー議論になっているとか。
その人は「結婚できないのではなく自分は独身を選んでいるだけ」とか、「女性はみんなメシモク(※食事目的)だ」とか、認知が歪んでいるようです。
議論は好きなので、自分にコミュ力がないとも思っていません。
自分が間違っているわけがないという前提でいる限り、彼は成長しないでしょう。
彼らをプロフィールから見抜くとしたら、好きなタイプ・求めるタイプについて「
話し合いができる人」「
知的な女性」と書く割合がやや高い気がします。裏を返せば、理由をあいまいにして彼らから去って行った女性のことを、話し合いができないとか知的じゃないと思っている。ということではないでしょうか。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt