玲子さんがひと通り話し終えたところで、結局何が悩みなのか聞いてみると「結婚につながりそうな良い人に出会えないんです。だから、なにかアドバイスをください」ということでした。

そこで、玲子さんの理想の夫婦像を聞くと「
平等で、お互いを高め合える関係が理想です。家事や炊事はきちんと2人で分担したいです。それから、
結婚相手は自分の意見を持っている人がいいです」と、きっぱりとした口調で答えてくれました。
しかし、私はここまで聞いていて、
玲子さんの理想の夫婦像に矛盾を感じました。
“平等な関係がいいけど、男性にリードしてほしい”の矛盾
というのも、先ほど、
彼女は男性にリードしてほしい、男性だから○○するのが普通でそれができていないデート相手はおかしいと言っていたからです。この考えは、男女平等とは真逆の考え方だと思いました。
そこで、平等で対等な関係を望むのであれば、
デートは男性がリードすべきという条件は、見直した方が結婚に早くたどり着けるのではないかと伝えました。
一瞬、彼女の表情が曇りましたが、「そうですよね。私が男性に求めすぎていたかもしれません」と答えてくれました。
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