長男から恐怖の一言「ママ、ぼくに反抗期が来たときは……」
というか、その年頃で「反抗期」という言葉を突きつけてくる息子さんから知性を感じます!
「『反抗期』という言葉は小学校に入学する前から知っていて、実は以前にも反抗期に関する発言をしているんです」
今年3月、「自分の部屋がほしい」と交渉してきた息子さん。結果的にその希望は叶わなかったのですが、そうとわかるや彼はこんなことを口にしたそうです。
「はぁ……ママ、ぼくに反抗期が来たとき、後悔することになるよ……」
幼稚園児の頃から侮れない駆け引きを仕掛けてきている息子さん。きっと、精神年齢が高いのでしょうね。
「まだ反抗期になりきれないところが可愛いです。でも、『そんなに急いで成長しないで~!』と思います(笑)」
実は息子さん、優しさあふれるまったく別内容の手紙を渡してきたこともありました。
「ままえ きょうもおつかれさま。あしたもいっぱいげんきでいっぱいあそぼうね。」

「ままへ ままいつもありがとう。だいすきだよ。すうぱあのちからをもらってね。」

もう、良すぎて泣いてしまいそうですよ! もちまさん、いい息子さんをお育てになって……。
「長男は普段から文字を書くのが好きで、よく手紙を書いてくれます。今までもらった手紙は日付を書いて保管しています」
「おつかれさま」「だいすきだよ」「はんこおきです」など、長男くんが綴ったお手紙すべてを保管しているもちまさん。
わかります。親にとって、これは大事な宝物! 今後も、手紙を通じたやり取りが親子の間で交わされるのでしょうね。
「あれ以来、“反抗期宣言”は出ていないのですが『もし、本当の反抗期がきたときも紙に書いて教えてね』とは長男に伝えました(笑)」
10代になり、中学生になった息子さんが「僕は反抗期です」と宣言した手紙をママに渡す……なんだか、逆に反抗期が待ち遠しい気もしてしまいます。これからの成長も楽しみ!
<取材・文/寺西ジャジューカ>