ガストの期間限定「990円お子様プレート」がスゴい。普通のお子様ランチとの“圧倒的な違い”とは
こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育」についてさまざまな実践法を提案しています。
ファミレスでおなじみの「お子様ランチ」。とりあえず安定して食べてくれるけれど、いつも同じメニューで飽きてしまった、野菜が少なくて食育には心配と感じているママやパパは少なくないでしょう。
実は先日ガストで驚くようなキッズメニューが登場したのをご存じでしょうか。それは、2024年11月21日からはじまったガスト初のフレンチコース。2025年1月22日までの期間限定メニューです(※対象期間は予定、予告なく終了になる場合あり)。
大人向けに1990円という手頃な価格で有名シェフ監修のコース料理「至福のフレンチコース」が考案され、それに合わせる形で子ども向けメニュー「お子様 幸せフレンチプレート」(990円)が登場したのです。お値段は990円で大人の半額に設定されています。
私は「ファミレスだからこそ、無理なく楽しい食育がある」と信じていますが、今回はそれ以上の発見があったので、その感動レポートをしたいと考えました。通常のお子様ランチと比べて、何がすばらしかったのか、その違いを3つご紹介したいと思います。
もっともうれしいのは、成長してだいぶ大きくなった小学生を満足させる構成になっていることです。
●白金台「L’allium」進藤佳明シェフ監修 お子様 幸せフレンチプレート 990円
【スープ】
・トウモロコシのポタージュ
【メイン】
・ミニチーズINハンバーグ デミグラスソース ~ごぼうチップをのせて~
・チキンライス
【デザート】
・ブランマンジェプラリネ(ヘーゼルナッツの風味が広がるホワイトデザート)
未就学児のころはとりあえずお子様ランチを頼めば食べてくれていたのに、あるときから、「もう食べたくない」と言われた経験はありませんか?
我が家では小学2年生がターニングポイントでした。そんなお子様ランチ卒業組の子どもたちがしっかり喜ぶレベルで、ふりかけご飯が本格チキンライスに、ケチャップで食べるハンバーグはチーズ入りのデミグラスソースに。
しかもデザートは大人と同サイズでの提供。年齢に見合ったメニューの提供は、食育の第2ステップにつながります。
※未就学児にも食べやすい組み合わせで、専用カトラリーを提供してくれます。
二つ目は、大人コースとリンクさせながら食べ比べが楽しめること。ハンバーグ、ソース、温泉卵、付け合わせの野菜が違うので、我が子はそれぞれの違いが気になるようでした。
私は自分が注文した大人のハンバーグ皿を食べさせてあげることに。どっちの味が気に入るのか? を試しながら楽しんでいる様子は、ウキウキわくわくの表情で満たされ、食に対する知的好奇心が刺激されていることを実感。
普段のお子様ランチだと、このような楽しい食べ比べはなかなかできないかもしれません。

①お子様ランチを卒業気味な小学生を満足させる内容
②大人のコースと食べ比べが楽しい
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