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「私の実家なのに」離婚して出戻った35歳女性がすごした切ない正月。母の“まさかの一言”で

円安で海外旅行もできない

窓から眺める女性 結局、智子さんは正月の間、近くのビジネスホテルに滞在することになりました。夜遅くまで実家でテレビを見たり、お酒を飲んで過ごした後、家族や姪っ子たちが寝るころになると、1人でホテルへ帰るという日々だったといいます。 「今年も妹の家族がやってくるので、またビジネスホテルを予約して1人で泊まるつもりです。正直なところ、いっそのこと1人で海外旅行にでも行って、優雅な時間を過ごしたいくらいです。でも、円安の影響でどこにも行けない状況です。元夫と別居していた頃に、1人でお正月を迎えたことがあったんですが、そのとき『二度とこんな寂しい思いはしたくない』と思いました。それで実家に戻れば家族と一緒に過ごせると思っていたのですが……まさか、こんな展開になるなんて想像もしていませんでした」  家族が結婚すると、その分家族が増え、賑やかで華やかな正月を迎えることができます。しかし、智子さんのように部屋の数が限られているため、全員が快適に泊まれるわけではない状況に直面する人もいます。 「こんなことなら、いっそさっさと再婚して家を出ていきたい……」  そう呟く智子さんの表情には、複雑な思いがにじんでいました。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/結城>
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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