以前から厳しい視線を向けられていたヘンリー王子夫妻。特に今年に入ってからは、やることなすことヒンシュクを買っている状況だ。ロスで山火事が発生して間もなく、避難場所としての家の開放や必需品などの支援を呼び掛けたり、被災地を訪問したり、被災者に食事を提供する団体の応援に駆け付けたりと、いちはやく支援活動に乗り出した夫妻。
ただ「まともに支援活動していたのはカメラの前だけ。現場に滞在していたのも、ほんのわずかの時間だった」「被災地にカメラをたくさん引き連れて来て、自分たちのPR活動にしかすぎない」「要するにNetflixの新番組の番宣でしょ」と反発する声が相次いだ。
特に被災地を視察したことをめぐっては、米俳優のジャスティン・ベイトマンが「彼らは政治家? 彼らがしていることは、救急車を追いかけているようなもの。観光客だよ、災害観光客」と辛口コメントでぶったぎっている。

やることなすことヒンシュクを買ってしまうヘンリー王子とメーガン妃
被災者を支援しようとしているのに、そこまで非難するのもどうかと思うが、メーガン妃の行動の裏には何らかの思惑があると思っている人は少なくない模様。
というのも、妃が立ち上げた新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」や、1月15日に公開予定だったNetflixの新番組「ウィズ・ラブ、メーガン」など、妃が手掛けるプロジェクトはあまりうまくいっていないのが実情。「ウィズ・ラブ、メーガン」は予告編の時点で酷評されたうえ、山火事の影響で配信延期となっている。
そのため、メーガン妃が山火事に乗じて、「自分たちをPRしようと必死になっている」と感じている人もいるようなのだ。ただ、こうした世間の評価に異論を唱える人も。
声を上げたのは、山火事の被害を受けたアルタデナ地区に住む14歳のエイブリーさん。同年代の少女たちを支援するため、山火事発生後にボランティア団体を立ち上げたエイブリーさんは、「メーガン妃は写真撮影のために支援活動をしている」という意見を「バカげている」と一蹴。
「『どうせちょっと立ち寄って、荷物を置いて、さっさと帰ったんでしょう?』と思われていますが、そうではありません」「メーガン妃は自分の服を持って来てくれました。そして何時間も一緒に作業してくれたんです。支援物資が入った重いバッグも一緒に運んでくれました」と話している。
良くも悪くも、何かするたびにいちいち目立ってしまうメーガン妃。3月には、「ウィズ・ラブ、メーガン」がNetflixで配信開始、「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の商品も販売される予定となっており、ますます注目が集まることになりそうだ。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>