パパ「若い子は会話がつまらない」30代以上を高評価

また30代以上のパパ活女子は、最低限のマナーや常識をわきまえているとして、男性からは高評価のケースも多いそうです。
先日、懲役8年6か月、罰金800万円の実刑判決が確定した“頂き女子りりちゃん”は、「おじ」と呼ばれる年上男性たちに本気の恋愛関係をチラつかせて金を騙し取っていました。しかし30代女性たちは大人の常識の中で男性と適度な距離感を保っていると言うのです。
「若いパパ活女子の中には寂しさからパパにガチ恋して面倒くさくなったり『あなたのことが好きだからもっと貢いで』というスタンスを取ったりして、相手のパパが勘違いしたりすることも。
でも既婚者のパパ活女性は旦那さんと離婚するつもりはなく活動しているので、お互いに本気の恋愛になり得ない。独身の場合も『私は愛人みたいなものだから』と自分から言うことが多いです。
でも表面的には疑似恋愛的な楽しみを持たせてくれる。大人として接することができるので、こちらも信頼して会うことができます」(パパサイドの男性)
若いパパ活女子の中には当日に会う約束をドタキャンだけでなく、事前に確認していた条件を反故(ほご)にするなどのトラブルメーカーも少なくないのだそう。さらには、若い子によく見られる「若くて美しい私がおじとお茶してあげている」という上から目線な態度もちらほら。
「40代から50代のパパからすると30代の女性もまだまだ若くて美しいです。見た目に気を遣っている女性ならなおさら。人生経験も積んでいるので会話も楽しい。
僕は、30代で定職を持っていてパパ活のお手当もきちんと確定申告をしている女性に限定してお会いしています」として、パパ活ではあえて30代の女性を選ぶ理由を挙げる男性もいました。

また“パパ”たちは周囲からの見られ方も少し気にするとのこと。飲食店で20歳くらいの女性と2人きりで食事をしたり街中で手を繋いだりしている姿を見られると明らかに「パパ活かな?」と思われるのだと言います。
しかしこれが30歳以上の女性であれば「年の離れた夫婦かな?」という印象になるので、そこまで違和感もなく一緒に過ごせるのだとか。
当然ながら、恋愛や性的な目的を持つ一回りも二回りも年上の男性と、社会人経験も未熟な若い女性が個人間で金銭をやり取りするパパ活は大きなリスクがつきもの。何かトラブルが起きたときに自分で自分を守れない限り、泣き寝入りをしたり傷ついたりしてしまうのは女性自身です。
そういった点でも30代以上の女性は大人としての常識と自己責任の範疇で、トラブルを極力避けながら活動できているから若さ至上主義ではないパパから支持されているのかもしれません。
逆に言うと、それらができない女性であれば安易にパパ活に手を出すべきではないという証左ではないでしょうか。
<文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中