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親とボードゲームをして育った子どもと、そうでない子の“大きな違い”。開発者が語る意外な効果

もし購入したボードゲームが子どもに合わなかったら?

丸田さん――もし購入したボードゲームが、子どもにはまだ難しかった場合はどうしたらいいですか? 丸田:対象年齢が合っていても、子どもの成長はそれぞれ違うので、できないこともあります。そういうときは一旦置いておいて、1か月単位くらいでときどき出してきて遊べるか試してみてください。そのためにも、最初に無理強いして「こんなもの見たくもない」と思わせないよう、お子さんの様子を見ながら勧めていただきたいと思います。 子どもに合うボードゲームを見極めるのは難しい作業ですが、3歳くらいから親と一緒にボードゲームで遊んでいたお子さんは、まったくやっていなかった子と比べると、5歳、6歳になったときの社会性や「自分の考えを発揮しながら楽しむ力」に大きく違いが出ます。ちゃんと座って自分の番を待つことができたり、自分で考えようとする姿勢が違ってくるので、少しずつでもやってみてはいかがでしょうか。 <取材・文/都田ミツコ 撮影/鈴木大喜>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
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