男のホンネをズバリ聞きました。「実は”舐める”ことが嫌いなの?」
より若く美しくありたい、という女性の願い。その願いは、顔、ボディ、肌のケアを経て、”最後の秘境”デリケートーゾーンにも及んでいます。最近、女性誌などでもホットなテーマ、デリケートゾーン美容がスゴいことになっているらしい――。この分野の先駆者である高須クリニックの高須克弥院長(http://www.takasu.co.jp/)をナビゲーターに、シリーズでお伝えします。
⇒ 【前編】女性のアソコ、3大ガッカリポイントは?男のホンネ調査にショック! http://joshi-spa.jp/219375
女性のあいだで、デリケートゾーンの脱毛やアンチエイジングがブームなのに対して、「男性はさほど気にしてない。基本的にアソコが好きなのだから」という説があります。
でも、この説は大いに疑問。だったら、なんで諸君はもっとクンニリングスしないのか!? と(生々しいので、以下cunniと表記)。
女性からは「自分だけ舐めさせといて、舐めてくれない」とか「どう考えても義理cunniだ」という不満の声も多いのです。すると女性は、自分のニオイやヘアや見た目のせいじゃないか? と悩むわけですよ。
そこで、男性にもっとも聞きにくい、cunniについてのホンネを聞いてみました。
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Q. cunniについて、あなたの実感に当てはまるものを選んでください。
(いくつでも選択)
するのが好きである(女性が喜ぶから)25%
するのが好きである(舐めること自体が好き)21%
できればしたくない 11%
生理的に苦手である 9%
ニオイが気になって躊躇することがある 22%
愛している相手にだけcunniする 17%
(以下、少数のため略)
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「好き」と答えた男性は各2割強と、意外と少ない結果に。特に「女性が喜ぶから好き」と答えたのは、20代・20%、30代・17%、40代・39%と、オヤジ世代のほうがサービス精神があるようです。
「やっぱり女性が喜ぶのを見るのはうれしい」(43歳・エンジニア)という意見のほか、「しっかりオーラルをしておくと仮に挿入時間が短くなっても不満を持たれにくい」(45歳・証券)と、安全策として提唱する声も。
一方で、男性の約2割は「ニオイが気になって躊躇することがある」、1割が「できればしたくない」「生理的に苦手」と回答。女性が気にする「ホントは舐めたくないのでは……」という不安はあながち外れてはいなさそう。
舐めない男性を糾弾する前に、“cunniストレス”を減らす努力をする必要もありそうです。欧米セレブがデリケートゾーンを完全脱毛するのも、ニオイや雑菌のもとになる毛をなくして清潔に保つという、エチケットとして捉えているんですね。
ちなみに、今回の調査によると、男性の3割は「締まりがいい/悪いはある」(31%)と感じていて、「アソコはできればピンク色であってほしい」(30%)という願望を抱いていました。
デリケートゾーンの悩み専門サイト「アクティブヘルス」によると、メスを使わずにアソコを引き締める美容医療技術として、ヒアルロン酸注入や高周波によって引き締める方法があるそうです。
こういった「デリケートゾーン美容」が、メジャーな女性誌で特集されるほどブームなのも事実。男の夢にどこまで応えるかは別として、女性の選択肢は広がる一方のようです。
※参考:デリケートゾーンの悩み専用サイト「アクティブヘルス」 http://www.active-health.jp/
高須クリニック http://www.takasu.co.jp/
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。メディアでもお馴染みの、美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数
【調査概要】
・調査対象:異性と交際経験のある20代・30代・40代男性
・有効回答数:300人(各世代100人ずつ)
・調査時期:2015年3月6~9日
・調査方法:「リサーチプラス」モニターに対するインターネット調査
<TEXT/島影真奈美>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
生理的にイヤ、ニオイで躊躇する、という男性も


締まりと色についての男のホンネは?

高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など