断食で20キロやせ!断食インストラクターに頼ってみた
【20キロやせた断食体験記 Vol.2】
運動しても、太ってしまう――そんな私が、本当にやせた最後のダイエットは断食でした。1年間で本当に20キロやせた私が見つけたダイエット……月イチ断食ダイエット。そのおかしくも、キビしいみちのりをちょっとだけご紹介いたします!
ろくな知識もなく、断食道場に行って、病気が再発してしまった私でしたが、断食に懲りた訳ではありません。スキーが滑りたかったらスキーのインストラクターに、ダイビングがしたくなったらダイビングのインストラクターに習うように、断食がしたくなった私は、断食インストラクターの元へと向かったのでした。
断食インストラクターって何? スキーには、スキーの滑り方を教えるインストラクターがいるように、断食にも断食のやり方を指導してくれる「ファスティングマイスター」という、断食のインストラクターがいるのですね。
私が指導頂くことになったファスティングマイスターは、「断食メガネ」という愛称で大人気の田中裕規先生というボディービルダーでした。ボディビルターから習う断食? ボディビルターの教える断食? ボディービルダーなんて、めちゃくちゃストイックな職業の方々です。
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そんなストイックな精神を持っているからこそ、断食ぐらいなんでもないのでは? と、後ずさりしてしまった私でしたが、驚くべきことを断食メガネ先生から言われます。
「僕がボディビルダーになったのは、断食に出会った後です」
なんでも、断食に出会い、身体が変わっていくことが楽しくなっていってしまい、自身を鍛えることに至ったということでした。
そんな断食メガネ先生の指導の元、行うのは「ミネラルファスティング」をベースとした断食です。ミネラルファスティングとは、日本における断食の第一人者、山田豊文氏が考案した断食方法です。
断食中、水だけを摂取するのではなく、最低限の栄養が摂取できる乳酸菌発酵ドリンクを飲みながら行います。
断食を行うと、それまで送られてきた栄養がストップする為、身体が一時的に飢餓状態に陥ります。イメージするならば、水がかれてカラカラにひび割れた地面です。良いものも悪いものも、なんでも吸収しやすい状態になっている為、使用する乳酸菌発酵ドリンクは、慎重に選ぶことが重要になっていきます。
ドリンクを選ぶポイントとしては、保存料・着色料・人口甘味料が含まれているものを避けてあげることです。
今回、使用したドリンクは、ミネラルファスティングを考案した山田豊文氏が監修している「マナ酵素」というドリンクです。60種類の野菜やハーブと、50種類の乳酸菌や酵母で一年かけてじっくり発酵させ作られた、保存料・着色料・人口甘味料は一切入っていない無添加の原液に、マグネシウム・L-カルニチン・MSMを含めた断食を行う人をサポートするために生まれたようなそんなドリンクです。
「マナ酵素」以外には、山田豊文氏が所長を務める杏林予防医学研究所(杏林大学とは無関係の株式会社)の開発商品である「ファスティングプレミアム」というドリンクも、断食を行うときに使用するドリンクとして適していると思います。
次回は、断食メガネに習った「酵素玄米」に挑戦
<TEXT, ILLUSTRATION/尾山奈央>
●尾山奈央:1980年生まれ。脚本家、エッセイスト。断食ダイエットの体験を詳細にリポートした著書『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(泰文堂)がある http://oyamanao.com/
失敗に懲りて、断食インストラクターに会いに行く


水でなく酵素ジュースを飲む断食
尾山奈央
1980年生まれ。脚本家、エッセイスト。著書に『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(泰文堂)
http://oyamanao.com/
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『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット (リンダパブリッシャーズの本)』 結婚4年目のお祝いに訪れたイタリアンレストランで、妊婦に間違えられてしまった私。 しかも、電車に乗ればもれなく席を譲られてしまう。 「絶対にやせなければ!」 断食に取り組むもののいきなり失敗。 試行錯誤のうちに、やせるだけでなく体調までみるみる改善できてしまう独自の“月1断食ダイエット法”を発見。 ユーモア満載なのにめちゃくちゃ役立ってしまう断食体験エッセイ。 ![]() |