ダイエットの嘘。「食事を減らせば痩せる」は大まちがい
はじめまして。管理栄養士の梅原祥太です。
ダイエットで悩む女性に向けて、世間では常識とされているダイエットの落とし穴や、それが原因で痩せられないこと、ダイエットを成功に導くために必要な内容などをお伝えしていきます。
みんなダイエットで、脂肪ではなく筋肉ばかりを減らしています。
ダイエットに重要なことの一つとして、「筋肉を極力減らさないこと」が挙げられます。筋肉は、引き締まった美しい身体をつくるためにも不可欠であり、活動時の代謝にも大きく関わります。
ところが、大半の人は間違った痩せ方を繰り返し、筋肉ばかりを落として脂肪はあまり減らない。「体重が減った!」と喜ぶのは早合点なのです。実は、減ったのは脂肪ではなく、筋肉や水分です。
リバウンドをしてしまう原因とは、「続かないことをする」「間違った方法をとる」ことによるものが大半です。
ダイエットでのお悩みとして、「どうしても食事制限が続かずに食べ過ぎてしまう」「お菓子を食べてしまう」などが非常に多くあります。
でも、そもそも「ダイエット=食べないこと」という認識こそが誤りだということに気付く必要があります。単純に「食べる量を減らす」「食事を抜く」といった、いわゆる「食事制限」はダイエットにおいて典型的な間違った方法です。
食事量が不足すれば、その分、摂れる栄養素は減ります。カロリー不足や、筋肉の基となるタンパク質が不足してしまえば、綺麗な体型を維持するために必要な筋肉が落ちてしまいます。
痩せたいなら「食事制限」はしないこと

カロリーが低いものを食べれば痩せるはウソ!
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