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美乳を作る全身ケア「おっぱいボディケア」を受けてみた

「夫に浮気をさせないために豊胸手術をした」  テレビから流れてきた一般女性のコメントに、私は驚愕しつつもうなずきました。世の中には胸の良し悪しで人生が変わる人がいるのですね。 バスト 大きさや形だけでなく、女性にとっては疾患を抱えることもある、大切な身体の一部、バスト。  ハリがない、垂れている等々の外見的な悩みばかりが取り沙汰され、お手入れグッズも増えている昨今ですが、果たしてバストを局部的に捉えるだけでいいのでしょうか。

バストケアには足も骨盤も関係する

 今回「おっぱいボディケア」の施術をお願いしたAsamiさんは、整体、アーユルヴェーダ・リンパトリートメントを習得し、自身のサロン(東京・九段下、千葉・市川)だけでなく全国を飛び回っています。  バストに特化したエステや鍼などのメンテナンス法が増えているなか、私がAsamiさんに興味を持ったのは、彼女がヨガインストラクターとしても一流だから。身体に触れることが主体のセラピストとは違い、女性の身体の使い方や動きも現場で見て熟知しているからです。
Asamiさん

Asamiさんの施術を受ける筆者

 バストアップで大切なのは「大胸筋・肋骨・肩甲骨」というのは一般的な知識です。  ところがAsamiさんの施術は足から始まるという予想外の展開に。  足を見るのは骨盤のズレや全体のバランス、腸腰筋(ちょうようきん)の状態を確認し調整するためなのだとか。腸腰筋とは大腰筋(だいようきん)、小腰筋(しょうようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)の総称です。その中でも、大腰筋は背骨と太腿の内側の骨をつなぐ筋肉骨盤の内側をとおって、上半身と下半身を結合する唯一の筋肉。いわゆるインナーマッスルです。 骨盤  さらに、骨盤周りの筋肉の状態をチェック。 「骨盤絞めが流行っていましたが、骨盤というのは生理周期に合わせて開閉が自然に行われるものなのです」とAsamiさん。現代女性は多忙さやストレスなどが原因で生理周期も乱れがち。「だからこそ、くまなく見させていただいて、その方にあったケアをします」。
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全身の緊張が取れると、こんなに心地いい…
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