身体は生き様を映す鏡なのかもしれません。Asamiさんいわく「骨盤と骨盤底筋にはマイナス感情とストレスが溜まり、仙骨（骨盤の中心にある骨）にはカルマとストレスが溜まります」とのこと。カルマはスピ的見解が苦手な人にはアレですが、頑張り過ぎる習慣がある人は肩に力が入り、その周辺の筋肉が緊張し硬くなるという、長年の思考の習慣と身体の使い方と置き換えてもいいでしょう。 　頭蓋骨の後ろ側と骨盤の後ろ側は背骨とつながっていますし、脳の緊張は骨盤周辺の緊張にもつながるそうです。 　お話を聞いていく中で、身体の衰えは必ずしも年齢によるものではないと痛感。40代、50代からでも遅くはない！ と意気込み、自宅でできるおススメのケアを質問してみたところ、 「ご自分の身体の状態や状況を知ることから始めてください。やみくもに自己流ケアをして、かえって悪化させたり身体を痛めてしまうこともあるんです」との忠告が。 　まずはプロのもとで己を知れということでしょうか。 　骨盤を整えてから、足～脹脛～頸椎のマッサージへ。各種マッサージで何度かアザをつけられた経験がある私は、少々警戒したのですが、Asamiさんの力は拍子抜けするほどやさしいのです。 　思わず私「『気』が入っていくみたい」とつぶやいてしまいました。これもスピ的見解が苦手な人にはアレですが、身体のなかにせせらぎのような心地よさを感じたのでした。 　ところが「『気』を入れるというのはないです。ご自身の『気』を滞りないように流しているんです」とのこと。この浮遊感は私自身の「気」が正常にめぐり出した証拠なのか。 　無駄な筋緊張を取り除き、私にとっての快適な身体の状態に戻したところで、メインのおっぱいケアへ。 　この手でおっぱいに触られたら昇天だなと、あらぬ想像をしながら、身体はすっかりとろけているのでした（つづく）。 ＜TEXT／森美樹＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】