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セクハラ事件が女同士のバトルに発展!メリル・ストリープを「偽善」呼ばわり

 ハリウッドにおけるセクハラ騒動の火付け役の1人である女優ローズ・マッゴーワン(44)が、今度は大物女優にかみついた。  その大物女優とは、アカデミー賞常連のメリル・ストリープ(68)。メリルは、セクハラ行為を数々の女優に告発された映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインに対する「無言の抗議」への参加が噂されている。
メリル・ストリープ

メリル・ストリープ

 ワインスタインへの抗議のシンボルとして、メリルはほかの女優たちとともに、来月に予定されているゴールデン・グローブ賞式典へ黒のドレスを着て行くと報じられている。これについて、ローズはツイッターで次のように非難した。 「あの豚の怪物のために喜んで働いたメリル・ストリープたち女優が、無言の抗議としてゴールデン・グローブ賞式典に黒を着て行くらしい」 「あなた達のその『沈黙』こそが問題なの。偽の賞を息を弾ませて受け取っても何も変化は生まれない。その偽善ぶりに嫌気がさすわ。あなた達みんな(ワインスタインの別居中の妻がデザイナーを務める)マルケッサでも着たらいいんじゃないの」。
ローズ・マッゴーワン

ローズ・マッゴーワン

名指しされたメリルが反論。別の女優も参戦!

 映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされているメリルだが、ローズによる自身への非難について声明を発表し、次のように反論している。 「私は意図的に黙っていたわけではありません。知らなかったのです。私はレイプを黙認などしていません。知らなかったのです。」  メリルは10月にセクハラ問題が発覚した際、ワインスタインに対する非難の声を真っ先に上げた人物の1人だった。  さらに、映画『呪怨 パンデミック』などで知られる女優のアンバー・タンブリンも参戦し、メリルを非難したローズの行動について、ツイッター上で批判を展開。ローズと友人関係にあるというアンバーは、「ローズのことは大好き。でも、変化を起こそうとしている女性たちをあざ笑うかのような行動は支持しない」と不快感をあわらにした。  ニューヨーク・タイムズ紙がセクハラ疑惑のスクープを掲載した際、ワインスタインによるメインの被害者として取り上げられていたほか、レイプ被害も報告したローズ。その記事が掲載される24時間前に、口止め金として100万ドル(約1億1200万円)を提示されたことを告白したほか、セクハラを知っていながら黙認していたとしてアマゾン幹部を公然と非難した。  セクハラ問題の急先鋒であるローズの怒りは、男性のみならず女性にも向けられ始めたようだ。
<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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