顔が冷えると肌が乾燥する!潤いを取り戻すカンタンな方法
こんにちは。コスメコンシェルジュの高木沙織です。
手や足の冷えは実感しているけれど、“顔の冷え”に関しては無関心、ノーケア! という女性は少なくありません。むしろ、顔を温めている方のほうが珍しいでしょう。
では、顔が冷えること=肌の乾燥につながると分かったらどうですか? 早急に顔を温めたくなりますよね。
今回は、簡単かつ効果的に顔を温める方法についてお話ししていきたいと思います。
体は洋服で覆ったり寒さ対策をしやすいですが、顔は常に露出した状態。冷たい空気にさらされて冷えると血流が悪くなり、肌は栄養不足で新陳代謝が低下。ターンオーバーが乱れて乾燥しやすくなると言われています。
「しっかり保湿をしているのに乾燥する」というそこのあなた! 肌に触れてみてください。ひんやり冷え切っていませんか?
次は、顔を温める方法について。下記の項目を参考に冷え対策をしてみてください。
1. マスクをする
マスクをすることで顔の大部分が覆われます。すると、顔が外気に触れる面積が減りますよね。特に注目したいのが鼻と唇。この部分にはAVA血管という体温調節の機能を持つ特殊な血管があり、温めることで顔だけでなく体を冷えから守る効果に期待できると言われています。自分の呼気がマスク内を保温してくれるので、鼻や唇以外の温めにもよいでしょう。
2. マフラーやカイロ、蒸しタオルで首を温める
首の側面には太い血管があり、そこを温めることで顔の血流をよくする効果に期待できます。外出時は首もとに外気が触れないようにマフラーを巻いたり、自宅やオフィスで冷えを感じた時はカイロや蒸しタオルを使って温めてあげるとよいでしょう。
3. スキンケアは温かい手で
スキンケアをする時の肌に触れる手の温度にも気を付けたいところ。冷えた手で化粧水をパッティングしたり、クリームを伸ばしたりしては、肌の温度を下げるだけでなく、スキンケアの浸透を悪くします。手を揉んだり擦り合わせたり、暖房の前で温めたりして、ポカポカな手でお手入れをしましょう。
潤いのある肌は温かい肌。“顔の温め”にも意識を向けて、乾燥を遠ざけましょう。
<TEXT/高木沙織>
【高木沙織 プロフィール】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog:http://ameblo.jp/0293tg/
Instagram:saori_takagi
顔が冷えると肌が乾燥する

顔を温める方法は?

