小泉今日子に小室哲哉…「不倫を叩く人ほど不倫に憧れてる」と高須院長
「一個人として全てをこの身で受け止める覚悟でございます」。
事務所の独立と同時に、俳優・豊原功補(52歳・既婚)との交際宣言をした小泉今日子(51歳)。当初は「堂々としていてむしろ、いさぎよい」「キョンキョンらしい」と応援する声が多かったものの、豊原さんの記者会見以降、バッシングに傾くなど風向きがコロコロ変わります。
世間の同情を一気に集めた小室哲哉の引退会見も記憶に新しいところですが、最近目立つ50~60代の熟年不倫。72歳で恋愛現役(不倫じゃないけど)の高須クリニック・高須克弥院長は、熟年不倫をどう見ているのでしょうか?
――小泉今日子さんの熱愛宣言、当初は肯定的な意見が多かったのですが、最近風向きが変わってきました。
高須「不倫って結局はちょっとしたボタンの掛け違いというか、手続きの問題なんですよ。婚姻関係の精算が間に合わなくて、彼(豊原)みたいに『小泉今日子と付き合ってから別居』という順番になると、あの人って最低だわと言われちゃう」
――不倫報道が過熱しすぎたせいか、「関係ない他人の不倫なんて放っておけばいいのに」という意見も見かけるようになりましたが。
高須「それはその通りだよね。でも、黙っていられない人は必ず出てくると思うな。不倫に憧れている人ほど、全力でバッシングしますよ。トランプ大統領に対して、けしからん! と怒り狂ってる人が、必ずしも、アンチ・トランプなわけではないのと一緒。
どんなにキョンキョンがいさぎよく謝罪したとしても、やっぱり主婦を敵に回すでしょう。無傷ではいられないんじゃないかな」
――不倫疑惑報道をうけての小室哲哉の会見では、世間が同情一色に染まりました。
高須「あれは素晴らしい会見でしたね。『男性としての能力がなくて、男女関係はない』という理由がすごく良かった。不倫なんて絶対許しちゃダメ! と大騒ぎする人も、挿入してなければトーンダウンしちゃう。
『挿入さえしてなければOK』というのも厳しいんだか、ユルいんだかよくわからないけど、男からすると、こんなにありがたいことないですよ。年をとったら、たいてい“男性機能”はなくなるからね。誰にも怒られなくなる」
――船越英一郎も、松居一代に浮気を疑われて、「糖尿病だからできない」って否定したと言われてますね。
高須「そうだったね。でも彼は、バイアグラを持ってたことで疑われちゃった。今は、レビトラやシアリスっていう、バイアグラよりいい薬が出てるのに」
――そういう機能は、加齢とともにダメになるものですか?
高須「そうですよ! ただ、完全に男性機能がなくなるわけじゃないの。『何十年もダメだけど、君と添い寝したらできそうな気がする』と女性を口説いて、ものにしたジイさんが、僕のまわりだけでも何人かいますよ。
で、たまたまできたら『君は命の恩人だ! 女神だ!!』なんて拝み倒して、逃げちゃうっていうんだから、ひどい話だよね。女性のみなさん、気を付けてください」
――院長は、西原理恵子さんと籍を入れてないから、「何をやっても不倫にはならない」と豪語してましたよね。
高須「そう思ってたんだよ。ところが、違うんだって!
去年の11月、『バイキング』(フジテレビ系)に出たとき、弁護士に『事実婚でも不倫は成立する』って言われたの。僕たち10年ぐらい事実婚状態だから、籍を入れてなくても、何かすれば不倫になる、と。絶句しちゃったよ!」
<TEXT/島影真奈美>
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。著書多数、近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、3月2日発売予定の『炎上上等』(扶桑社新書)が予約受付中
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小室哲哉の会見は素晴らしかったね

小室哲哉『Digitalian is eating breakfast 3』(avex trax)
人間、いくつになっても不倫はする

高須院長と西原さん
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など