合コン好きの広告マン39歳「結婚に憧れるのはこんな時」
医者、弁護士、大手企業のサラリーマン。いわゆる“ハイスペック”な男性との結婚……女性なら憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。
そういう男性は結婚に対してどのような考えを持っているのでしょう? 婚活をしていると話す、いわゆるモテ職業の男性にインタビューをしてみました。
今回、インタビューを行ったのは広告代理店に勤務するナオさん(仮名・39歳)。20代の頃から合コンをしていたと話すナオさんが、結婚を意識したのは今から約10年前といいます。
「結婚を意識しだしたのは……やはり、子供が好きということですね。あとは、街中でたまに見る手を繋いで歩いている老夫婦。ああいう人達を見ると結婚に憧れます」
「婚活をしていると言うと周りから重たいと思われそうなので、あまり公には言っていませんが……。なので、婚活方法はコンパや知人からの紹介が多いです」
濃い目の顔立ちでガッシリとした体型。広告代理店という職業柄もあり、一見モテそうな雰囲気のあるナオさん。結婚相手の条件にはどうしても譲れないことがあるといいます。
「まず、食べ物の好みが合う人。前の彼女は炭水化物を一切摂らない子で、一緒に食事に行く場所も限られたので辛かったです。次に笑いのツボが合う子。
あとは……男を立てることができる女性です。男を立てるといっても大げさなものではなく、僕のいる前で共通の知人に僕の悪口を言わないなどです。料理の腕前や年齢はそこまで気にしません。同世代から少し年下なら全然OKですよ」
そう話すナオさん、実は過去の婚活ではこんなエピソードがあったそうです。
「飲み屋で知り合ったすごく可愛い子がいて、話も合うしこれは…! とすぐ好きになっちゃったんです。でもいざデートに誘ったら、自分と同じ『男性』だということが分かりました。あの子が女性だったら本当に良かったのに……」
ナオさんは恋愛に対して、時代の流れとともに感じていることがあるといいます。
「僕たちが若いときに比べると、やはりSNSの普及が1番大きく変わった点だと思いますね。今、派手に遊ぶとすぐに拡散されてしまうじゃないですか。ネットを通じて社会的に抹殺される……なんて話もよく聞きますし。
そのせいなのか、今の若い子はすごく消極的になっている気がしますね。草食系なんて世間では言われているんでしょうけど、僕たち世代には理解できないというか……気に入った子がいたら男らしくいけばいいのに、と思いますね」
代理店マンが婚活に目覚めたきっかけ

食べ物の好みと、笑いのツボが合う人
草食系の考えは分からない。男らしくいけばいいのに
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