「俺なんかさ~」いちいちマウンティングしてくる彼氏がウザすぎる
相手より自分のほうが優位に立っていることを主張する「マウンティング」。
会話やSNSの中で、ストレートな対立をせず間接的に張り合う「マウンティング(女子)」という言葉は、漫画家の瀧波ユカリさんが名付け親。その後、ドラマ「ファースト・クラス」をきっかけに話題になりましたね。
このめんどくさい関係性、実は女性同士だけではなくカップルや夫婦の間にもあるといいます。経験者に話を聞いてみました。
元彼が「マウンティング彼氏」だったと話す美樹さん(仮名・27歳)。交際のきっかけは職場の飲み会で、「初めの印象は仕事の相談に乗ってくれるいい人。その優しさに惹かれて交際を始めた」といいます。
ロックオンしたターゲット以外には優しく接する……実はこれも隠れマウンティングに当てはまる共通点だそうです。周りに人を置いて、自分の立場を高く見せようとする心理なのだそう。彼と交際を始めた美樹さんですが、徐々に違和感を覚えるようになったといいます。
「『友達と飲んできたんだ? 1万円のイタリアン? 超リッチじゃん! いいなあ。俺なんか昨日は部長に銀座のクラブ連れてかれてさ~、ドンペリやらモエシャンやら、シャンパン何本も飲んで二日酔いだわ~』とか、
『取引先の人に〇〇のコンサートのチケットもらってさ、お前が欲しかったらあげようか? うん、いいよ。俺は全然興味ないから』とか、
他にも私がSNSでちょっと良い食事の写真をUPするたび、LINEで『接待でタワマンのバーなう』(写真付き)と対抗してくるなど、間接的な自慢をするようになったんです」
自分のお金で行ったわけでもないのに、やたらと張り合って人脈アピールをしてくる彼。他にはこんなことも……。
「私が男性の同僚を少しでもホメると『そうなんだ、スゴいな! でも、アイツ足短くない?』『アイツの元カノは可愛くなかったよ』と、必ず否定してくるんです。
その後、続く言葉は『まぁ……俺がアイツに勝ててるのは仕事の成績くらいかなあ』と、またもや自分の自慢!
しょうもなさすぎて、もはやただの器が小さい男? と思いました」
初めは言い返していた美樹さんですが、だんだんバカらしくなり、彼の言うことを聞き流すようになったそうです。
「スルーしていたらあっさり離れていきましたね。マウンティングをする人は恐らく負けず嫌いなので、こっちが相手をしなければ解決するんだって分かりました。そんな元彼は今、私の後輩と付き合っています。後輩はまだ若いので『すごーい!』って持ち上げてくれるのが良いんでしょうね」
マウンティングというか、性格の悪い男というか……とにかく別れて正解!

彼女の仕事にまで口出しするマウンティング彼氏

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