飲み物を「緑茶」に変えるだけで…こんなにトク!ダイエットになる選び方
茶カテキンで、ダイエットできるのか?
ダイエットをサポートしてくれる健康食材は多々ありますが、手軽に実践しやすいものの一つに、「緑茶」があります。これは、緑茶に含まれる「カテキン」によるもので、カテキンを高含有したものや、選りすぐりのカテキンを使用したトクホ飲料が登場するなど、魅力的な商品が続々と登場しています。もし本当にダイエット効果が期待できれば、賢く緑茶選びをしていきたいところです!
そこで今回は、ダイエットや美容を考えた「緑茶の上手な活用術」をご紹介したいと思います。
そもそもカテキンとは、昔から総称して「タンニン」と呼ばれてきたお茶の“渋み”成分で、健康によいとされる成分「ポリフェノール」の一種のこと。カテキンに関する研究が進み、これまでに様々な健康効果が報告されています。
・抗酸化作用(アンチエイジング)
・抗ウイルス作用
・抗ガン作用
・コレステロールを下げる作用
・脂肪の吸収を抑える作用
・血糖の上昇を抑える作用
・殺菌作用・抗菌作用
・虫歯・口臭予防
※詳しくは以下をご参照ください。
・日本カテキン学会
・cha museum(市川園)
・茶カテキンに関する論文(花王)
ここでは作用・効果についての詳しい話は省略し、「茶カテキンを継続的に難なく摂取していくためのコツ・ポイント」をまとめてみようと思います。
(1)定番ドリンクは「粉末茶」、「濃緑茶」にせよ
カテキンの総合力をゆるーく期待するのも良いですが、真剣に“ダイエット対策”として考えるのであれば、「カテキン摂取量」は重要なポイント。
花王の研究によれば、体脂肪を減らすために有効なカテキン量は、「1日540mg」。これを継続的に摂取しやすいのは、茶葉をまるごとすりつぶした「粉末茶」か、カテキン豊富な茶葉を高温抽出した「濃い緑茶」。
前者であれば、保温マグなどに入れて持ち歩くのがオススメ。後者であれば、ペットボトルのケース買いが手っ取り早いそう。とにかく「緑茶=マイ定番ドリンク」にすることがスタートでしょう。
※とはいっても、飲み過ぎには要注意!⇒参考情報(花王HPより)
(2)さらなるダイエット強化であれば、「ガレート型」
カテキンは大きく分けて2タイプあり、「ガレート型」と「遊離型」に分類されます。ガレート型には強い渋みがあり、脂肪の吸収を抑えたり、血中コレステロールを減らすなどの健康効果が高いことが報告されています。このガレート型カテキンに特化した緑茶関連商品が、トクホ飲料やサプリメントとして登場していますから、賢く指名買いするのもアリでしょう。
※ガレート型カテキンについて(伊藤園HPより)

そもそもカテキンはすごかった!その健康効果とは?

ダイエットを考えた緑茶の活用術4つ

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