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目の下のクマ、プロのカバー術。寝不足クマには赤リップを下地に!?

 目の下のクマって、年々、深くなっていきますよね。しかも色味が付いたり、たるんだり。疲れた日の翌朝にはメイクをするのが嫌になってしまいます。なのに、そんな時に限って、重要な会議や会合があったり、写真を撮る羽目になったり。  気になる目元を少しでも美しくしておきたい――ということで、プロ直伝のカバー方法と対策をプロに聞いてきました。

影クマ、青クマ、茶クマ…それぞれ対処法は違う

ヘアメイクアーチスト 三谷さん

ヘアメイクアーチスト 三谷さん

 お伺いしたのは、ヘアメイクアーテストの三谷明日香さん。三谷さんは、美容雑誌や女性誌のヘアメイクや、アーチストのPVメイクなども担当している「静止画も動画もイケる」方。最新の「目の下カバーメイク」はどうなっているのでしょうか? 「目の下のクマがたるみによる“影クマ”の場合、簡単なのは下地でコントロールすることです。粒子の細かいパールの入ったコントロールベースで、光で影を飛ばすといったイメージですね。  パールなどの入った化粧下地をクマ部分全体に薄く延ばして、その上からファンデーションを塗るだけで、ずいぶん印象は違いますよ」(三谷さん、以下・同)  なるほど。コツをもう少し教えてもらえますか? 「色は、ファンデーションより少し明るめで、使う量は、影クマの場合は目元なのであまりヨレないよう、つけすぎずに指の腹でよくポンポンたたいて馴染ませる感じにするといいですよ。  光が足りなければ、さらに目元部分だけファンデーションにパールベースを混ぜて使っても大丈夫。仕上げにも、ハイライトパウダーを使うと尚さら影が飛びますよ」
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※写真はイメージです

 他のクマの場合は、どうなのでしょうか? 「寝不足などの血行不良による“青グマ”には、オレンジ系のコンシーラーや赤いリップを下に塗ってから肌色コンシーラーでカバーするのが有効です。  また色素沈着の“茶クマ”には、(1)イエローベースのコンシーラーを塗る、(2)濃いめのコンシーラーで周りとの差を埋める、(3)明るめコンシーラーで馴染ませるという3ステップが良いですね。どれも良く指でなじませてください」  聞いていて思ったのですが、「自分のクマの種類がどれか」って、なかなかわからないかもしれませんよね。なので、売り場でいろいろ試して、うまくカバーできたものを使うようにするといいかもしれません。
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テープを使う裏技も!
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