恋愛であまりにも上手く行き過ぎると、相手を疑ってしまう女性もいると思います。今回はその疑いから相手を探る行動に出てしまい、失敗したという女性のお話です。 　現在も婚活中だという舞さん（仮名・34歳）がお見合いアプリに登録したのは1年前のことでした。 「コンパ、相席居酒屋など、出会いのありそうなところはすべて行き尽くしました。どこもH目的の男ばかりなのでマジメに婚活したい！ と登録したのが婚活アプリでした。某SNSのマッチングアプリなので普通の出会い系よりも信頼できるし、本人確認の審査もあったので安心したんですよね」 　何人かとマッチングしてデートをした舞さん、ある日ついに彼女が理想とする結婚相手とマッチングが成立しました。 「相手は大手証券会社勤務の40歳で、年収1000万円。顔も結構カッコイイのになんでこの人がマッチングアプリに!? と驚きました。それまではアプリで出会った男性と割とすぐにHしていたんですが、彼にだけは軽い女と思われたくなかったので、誘われても頑なに断って堅い女を演じました。そして3度目のデートでついに『付き合ってほしい』と言われたんです！ 　その日はテンションが上がりすぎて、すぐに親友のユミに報告しました。ユミも『おめでとう！』と喜んでくれたのですが……」 　幸せいっぱいなはずの舞さんですが、徐々に彼に対して不信感が沸いてきたといいます。 「付き合って2週間も経つのに彼がマッチングアプリを退会しないんです。私と付き合ったんだから、もう必要ないのに……。モヤモヤしながら彼に『私達、付き合っているんだからお互いアプリは退会しない？』とLINEすると、彼から『分かった。じゃあ舞も退会するんだよ』と返信がきたので、その言葉を信じることにしたんです」 　彼の言う通りにアプリを退会した舞さん。しかし、彼が本当に退会したのかいまいち信じられなかったそうです。 「その日は日曜なのに彼からの連絡は一切ありませんでした。もしかして、まだアプリに登録していて女と会ってるとか？ と疑いは深まるばかり。いても立ってもいられなくなって、親友のユミに相談しました。 　ユミが『それ、まだ絶対退会してないよ～』と言うので、彼が本当にアプリを退会したのかユミに調べてもらうことにしたんです。ユミにマッチングアプリに登録してもらい、彼を探してもらうとやっぱりまだ退会していませんでした。ユミから彼にメッセージを送ってもらい、もしこれで彼から返事がなかったら彼を信じようと思ったんです」