バリキャリ女性にできた、10年ぶりの恋人が超サイテー。血まみれの修羅場に巻き込まれ…
しばらく恋愛から遠ざかっていると、いざ出会いがあったときに次の一手が分からなくなってしまうことがあります。たとえそれが大人の女性でも、まるで初恋のように一喜一憂してしまうことも。
今回、話を聞いたのは「10年ぶりに恋人ができたことに浮かれて盲目状態でした」と語るマキさん(仮名・32歳・エステティシャン)。身長168㎝、スラッとしたモデル体型にスッとした鼻筋のハーフ系美人です。
「学生時代と社会人になりたての頃はしょっちゅう合コンも行っていたし、それなりに遊んでいました。でも24歳のときに今の会社に転職してからは仕事が忙しくなり、週末もなかなか休めない状態に。当時付き合っていた彼氏とはすれ違いも増えて別れてしまい、それからずっと仕事一本でやってきたんです」
憧れの仕事に就くことができて、24歳の頃からバリキャリ街道まっしぐらだったというマキさん。だが、驚くのはそれだけではありませんでした。
「24歳のときに別れた彼氏を最後に誰とも“身体の関係”を持たなかったんです。最初の頃は仕事が忙しいし、出会いもないのでしばらくいいかな~くらいにしか思いませんでしたが、気付けば1年経ち、2年経ち……女友達にも『もう処女じゃん!』とイジられるほど。
でも不思議なもので、何年も彼氏もHもナシだと『早くしなきゃ!』という焦りよりも『どうせ久しぶりに彼氏を作るなら絶対に妥協したくない!』という気持ちが沸いてくるんですよね。そんなことを周囲に言いながら、気付いた頃には10年の月日が流れていたんです」
その間もバリキャリ人生を送ってきたマキさん。仕事の自信はもちろん自分磨きも怠らず、男性の理想像とプライドはどんどん高くなっていきました。
「たまに同僚と飲みに行くと男性から声を掛けられることもあるんですが、女同士で飲んでいるときに声を掛けてくるような男はNGですね。あと、私より背が低い男性も絶対嫌です。理想のタイプは長谷川博己さん。色気のある大人の男性が好きです。長谷川さんみたいな人が現れたらすぐにセックスするのに! と思っていました」
理想の男性を探し求めること10年。ついにマキさんに出会いが訪れます。
「相手は、行きつけのバーで出会った男性です。たまたま隣に座ったところを、マスターから『〇〇さんも独身なんだよ~』と言われて話したのがきっかけです。彼は全然チャラい感じがなく『なんか変な話になっちゃってごめんね。良かったら一杯飲みますか?』と紳士的!
全部おごりだと下心があるのかな?と思ってしまいますが、一杯というのが良かったんですよね。話してみると、彼は近くで不動産会社を経営する42歳。さらに独身なのでまさに理想的な相手だと思いました。その日は連絡先は交換できずに終わったのですが、マスターに彼がよく来る日をコッソリ聞いて私もそこを狙って行くことにしたんです」
彼がバーに来る日を狙ったマキさん。そしてついにその日が訪れます。
「それから数回は、バーで一緒に飲むだけの日が続きました。このまま発展しないのは嫌だなと思った私は、思い切って『この後、2軒目行きませんか?』と誘ってみたんです! すると彼は、私の飲み代を全部払い『じゃあ行こうか』と私を連れ出しました。
連れて行かれたのは彼のマンション。2LDKの高層マンションで夜景がすごくキレイでした。彼が出してくれたワインを飲み、緊張も解けたところでいよいよベッドに。そして10年ぶりのベッドタイムは……ハッキリ言って激痛でしたね。こんなことならもう少し遊んでおけば良かった! と思いましたよ。さらに驚くことに血も出ていたんです。さすがの彼も『まさか初めてじゃないよね?』と焦っていましたが『生理が来ちゃったのかも!』とごまかしました(笑)」
誰とも“身体の関係”を持たず、気づけば10年……

独身のすてきな男性と知り合いに。そして10年ぶりの……

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