髪のトリートメント、適量はどれぐらいなの?ダメージヘアの回復方法
今年の夏は暑かったですよね。9月になってからも日差しが強い日が続いたせいなのか、数年ぶりに日焼けして、髪もボサボサになってしまいました…。
そこで同じように悩んでいる方のために、ダメージヘアの回復方法を人気スタイリストさんにお伺いしました。

教えてくれたのは、トリートメントに定評のある美容室「恵比寿salon Rr(サロン アール)」の加藤オーナー。「salon Rr」は、モデルやタレント、女子アナなどがヘアケアに定期的に利用するお洒落女子御用達のサロンです。以前もパサパサ髪の回復法をお伺いしました。
「夏の髪は紫外線でダメージを受けるだけでなく、エアコンによる乾燥もあるので、普段以上にケアが必要です。ダメージをそのままにしておくと、傷みが定着してしまうので、毛先をカットするとかトリートメントをするなどのケアを早めに行うのが大事です。
なかでもトリートメントは毎日のことなので、気を付けてほしいですね。自分に合ったトリートメント剤を選んで、丁寧にケアをしましょう」(加藤さん、以下同)
加藤さんのサロンでは『ミネコラ』というトリートメント剤を使っていて、私も利用しているのですが、かなり髪質は蘇りました。また、シャンプーの時に炭酸水を使うのもオススメとか。
「ヘアケアの基本は、しっかり洗うことですが、炭酸水だと頭皮の奥の汚れが取れやすくなるんです」
サロンでは、業務用の炭酸を使っているとのことですが、普段使いには手に入るレベルの炭酸水を使ったり、炭酸のでるシャワーヘッドを購入するとよいそうです。
さて、続いてはドライです。ここで、最大の注意ポイントがありました。
「ドライヤーをする前に、洗い流さないトリートメント剤を利用する方は多いですが、たいていつけすぎなんですね。実は、つけすぎると、髪がべた付いて、セットしづらくなるだけでなく、シャンプーも多く使うことになって、髪が痛む原因になるんです。
そもそも、シャンプーの後に、リンスやコンディショナー、トリートメントをつけているのなら、タオルドライ後のトリートメントは気持ち程度の量で十分。つけすぎると、結局は髪を傷めてしまうので、ここは注意が必要です」
なるほど、多くつけたほうがいいというのは間違いだったのですね。これは目から鱗でした。では、どうすればつけすぎなくて済むのか。一つめのコツは、素材を選ぶこと。
「オイルだと流れてしまって、思う場所に思う量が付けづらいので、クリーム状のものがオススメです。僕は自分でサロン用に開発したものを使っています」
そういえば、私がカットをお願いしているスタイリストさんも、ヘアクリームを勧めていました。クリームタイプは固くて伸ばしづらいので敬遠しがちだったのですが「伸ばしづらかったら水で伸ばしてから使うといい」とアドバイスされたのだった…ということを思い出しました。
いずれにしても、使い勝手がよい固形タイプのトリートメントを選ぶのが大事なのでしょう。

炭酸水で洗うのもオススメ
トリートメントはつけすぎない!
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