酔っぱらい110番通報された女性。パトカー内で警察官もドン引き…
飲み会で、そこまで飲むつもりがなかったのに、気がついたら大惨事。
そんな泥酔エピソードに事欠かないという松村香穂さん(仮名・34歳)。今年に入ってからも、いくつかやらかしてしまったそうで……。
「この間、初めてパトカーに乗ったんです。後輩の送別会があって、2次会で安い中華料理屋に行ったら紹興酒(しょうこうしゅ)を1本空けてしまい、気がついたら泥酔してしまって。
目覚めたらコンビニの駐車場で、警察官2人に囲まれていました。どうやら、コンビニの駐車場で寝てしまって、店員さんに通報されたみたいで」
そのまま警察官2人に支えられながら、パトカーの後部座席に誘導された松村さん。
「まさか、パトカーに乗せられると思わなかったので、もうろうとしながらも、『私、逮捕されるんですか』と聞くと、最寄りの駅まで送ってくれるとのことでした。
ホッとしたら、なんだかパトカーに乗っている状況がおかしくなってきちゃって、スマホで写真を撮ったんです。その瞬間、運転席と助手席の警察官から『写真やめて!』とかなり強い口調で言われて。酔いがさめました。コンビニにも警察官にも申し訳ないことをしました」
110番通報されてしまうほど、酒に溺れるのは考えもの。しかし、松村さんの酔って寝てしまうエピソードはこれだけではありません。
「今年の夏、久々に同級生たちと飲んだとき、懐かしい面々を前に楽しい気分になって、またしても泥酔。2次会でサイゼリヤに行ってワインのマグナムボトルを1本空けたことまでは覚えているのですが、気がつくとバス停のベンチで寝ていたんです」
バス停のベンチで目覚めたときは、すでに空が明るく、バスを待つサラリーマンたちに見下ろされていたという松村さん。恥ずかしさであわててその場を立ち去ろうとした瞬間、あることに気が付きました。
「カバンがなかったんです。周り中さがしましたが、どこにも見当たらない。カバンの中には、財布はもちろん、スマホ、家のカギ、化粧ポーチなどが入っていたし、財布の中には免許証、保険証も。
カギがないので家には入れないし、現金がないから電車にも乗れない。スマホがないから誰にも連絡できず、とりあえず交番で盗難届を出して、職場までの交通費140円を借りました」
コンビニの駐車場で寝たときは、警察に通報された松村さん。今度は、わらにもすがる思いで警察をたずねました。

コンビニの駐車場で寝て、警察に通報された

目が覚めるとカバンもサイフもスマホもない!

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