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どん底を見た女性が語る「本当に愛される私の作り方」が刺さる。著書も話題に

「どうして上手く行かないんだろう」。何でも器用にこなすあの子を横目に、涙を飲み込んだ経験、女の子なら誰しも一度はあるのではないでしょうか?  そんな悩める女子のための一冊『大丈夫、君は可愛いから。君は絶対、幸せになれるから』(KADOKAWA)が発売1週間で重版が決定するなど話題です。
yuzuka

yuzukaさん

 一体、何が女子の心に刺さるのでしょうか。この本の著者であり、かつて「女子SPA!」でも恋愛相談の連載を持っていた、夜職&精神科・美容外科の元看護師という異色の経歴を持つyuzukaさんに話を聞きました。

異色の経歴、yuzukaさんとは

――まず、yuzukaさんの肩書やご経歴をお聞かせください。 yuzuka:もともと精神科の女性開放病棟で看護師をやっていました。そこで、精神と美容の関係性についていろいろ考え始め、美容外科の看護師に転職した後、母親の借金が発端となり、夜の世界に足を踏み入れたという流れですね。  もとから言葉を書くことは好きだったんですが、それくらいから本格的に、精神科や美容整形では救えない女の子たちのために、ライターとして恋愛コラムなどを書くお仕事を始めて……。今に至ります。ぶっ飛んでますね。 ――そして、今では女性メディアの編集長に。 yuzuka:まぁ一応ですけど(笑)。最初はTwitterやnoteで、愚痴や美容についてつぶやいたりしていたんですけど、「女子SPA!」さんや他のメディアでコラムを書かせていただくようになり、伝えたいものが明確化してきた。それなら自分でメディアを持ったほうが早いよねとなっていきました。

「女の子はありのままでいい」という風潮

――伝えたいものとは、具体的に何でしょうか。 yuzuka:主にメンタリティについてだったり、恋愛や、女性としての生き方についてです。例えば、最近は「女の子はありのままでいい」という風潮がありますよね。私、そこに疑問を抱いていて、今は女の子ならなんでもありという感じで「肉体関係も自由奔放でいい」だとか「男に媚びないで!」と、言われがちなんですが……。  変な話ですけど、上手に生きるにはぶりっこだったり、自分本位というよりは工夫して愛されるようにしたほうが、プラスになることが多いと私は思っていて。昔で言うところの花嫁修業じゃないですけど、綺麗事だけじゃないものを提供できるようにしたいんです。 ――たしかに今回の本には、ありのままについて多く語られていますね。 yuzuka:ありのままの自分というのは、生まれたてのボサボサの自分ではなく、「愛されるありのままの自分を作りませんか?」「受け入れられるための努力をした上でのあなたもありのままなんだよ」という提案なんです。
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「怒ってもいいし、泣いてもいい、不機嫌でもいい」
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