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どん底を見た女性が語る「本当に愛される私の作り方」が刺さる。著書も話題に

目標を自分以外の他人に定めてしまうと危険

――本には「あなたの武器」「あなたにしかない光」を見つけることの素晴らしさが書かれていますが、どう見つけるのがよいのでしょう? yuzuka:気をつけてほしいのは目標の定め方です。誰しも美しさの目標があると思うんですけど、その目標を自分以外の他人に定めてしまうと「あの人になるには整形しなきゃ」「ダイエットしなきゃ」とゴールのない地点に向かって走ってしまうので不健康なんですよね。  本にも書きましたが私のおすすめは「デートの前のお風呂上がり」みたいな、自分にとっての最大限いい感じを目標にすることです。つまり、手段にこだわるのではなく目標を変えて、自分に寄り添えば自分自身の可愛さに気づけると思います。 ――結局、女性の抱える問題の本質は何でしょうか? yuzuka:結局は自尊心の低さだと思います。変な男と関係をもってしまった挙げ句、「セフレとしてめちゃくちゃされている」とか「彼氏に浮気された」とか。それでも、別れられない女の子が多いんです。  世の中には「自分なんて幸せになれない」と考える女の子がたくさんいます。特に風俗とか水商売をやっている女の子は「どうせ別のところでは働けない」とか「私は可愛くないから」と、恋愛だけではなく、仕事などの面でも卑屈に考えてしまうんです。それは不健康ですよねっていうことを訴えたいです。

「お金のことでは絶対死ぬな」

yuzuka

「お金のことは日本に住んでいればなんとかなると思っています」

――彼女たちはお金の問題も抱えていると思います。 yuzuka:これはすごく難しいですよね。私自身も弁護士さんに相談したり、いろいろあったんですけど、一番伝えたいのは「お金のことでは絶対死ぬな」ということです。  正直、お金のことは日本に住んでいればなんとかなると思っています。いざとなれば自己破産もありますし、取り立てが怖いなら逃げていい。借金を抱えている風俗嬢が弁護士さんと相談して、債務整理すればどうにかなるケースも多いです。 ――なぜ彼女たちはそこに気づけないのでしょうか。 yuzuka:月々の利息や、最終的な返済額など何が何だか整理できていない女の子が多いですね。ひとつひとつクリアにすると、解決していくということを伝えたいですね。  私がやっているウェブメディアでも「人生のほころびをほどく」をテーマにしているんですけど、絡まった紐の一番最初から紐解いていくような感覚です。
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芝居を主催!「企画監修は私がやります」
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