新しいダイエット麺でラーメンを作ってみた。こんにゃく麺と比べてどう?
物足りなさ、克服できるか!?
ダイエット時のラーメンに罪悪感を抱き、「糖質オフ麺」を実践している人を見かけます。これ、おからパウダーやコンニャク粉で作られていて、じわじわと人気が出ているようですが、正直なところちゃんと満足していますか? 私は正直、何度か試したものの、積極的にリピートするまでに至っていません。それはなぜなのでしょうか?
そんなことをモヤモヤ考えていた時に、“新しいダイエット麺”なるものを発見! その名は、「ソイドル」という大豆を100%使用して作られた麺で、糖質96%オフなんだとか。
そこで今回は、このソイドルを実食調査。人気の「糖質0g麺(紀文)」と比較し、メリットデメリットをまとめてみました。
ソイドルとは、豆乳や味噌などを作る食品メーカー「マルサンアイ」という会社が製造している通販専用商品。ダイエット麺では珍しい冷凍麺で、7食分1950円(税込・送料無料のお試しセット)という価格です。つまり、1食当たり279円。決してお安い価格とは思えませんが、継続購入していくと安くなる(最大169円)仕組み。麺は一食ずつ個包装になっています。
まずは特徴・強みを簡単に整理してみました。
●原料は「大豆」のみ(保存料・添加物ゼロ)
●うどんと比較すると糖質96%オフ(うどん:20.8g、ソイドル:0.8g)
●食物繊維が豊富(5.1g。うどんの6倍以上)
●カロリーは中華麺の3分の1以下(89kcal)
●たんぱく質が豊富(10.8g。うどんの4倍超、中華麺の2倍超)
●イソフラボンが豊富(92mg。絹ごし豆腐1丁分もしくは豆乳1.2本分)
糖質オフ以外で嬉しいポイントは、「たんぱく質」と「イソフラボン」。たんぱく質は健やかなダイエットには必須で、女性ホルモンに似た構造を持つイソフラボンは、女性にとってうれしい成分です。
ではここで、紀文の「糖質0g麺」と比較をしてみましょう。
この商品は、おからパウダーとコンニャク粉が主成分になった麺。麺らしさを出すために、糊料(粘りを与える)や調味料、着色料などが使われている、若干不自然さが否めない要素を持っています。主な特徴は以下の通り。
●糖質はゼロ
●食物繊維が豊富(10.2g、ソイドルの約2倍)
●低カロリー(15kcalソイドルよりもさらに低い)
●たんぱく質はほとんど含まれない(0.8g)
私は、この麺においしさで満足することができないタイプ。どうしてもコンニャク感を感じてしまい、糖質がまったく含まれなために、すぐにお腹もすいてしまって、糖質が恋しくなり、結局ダイエットになりません。やっぱり、おいしいことと、満足できること(ある程度の腹持ち・エネルギー)は欠かせない要素ではないでしょうか。
話を戻してソイドルへ。コンニャクを使っていないことや、たんぱく質がしっかり摂取できることで、おいしいダイエットを叶えてくれるのではないかと、期待が高まります。はい、実食に入りましょう。
ソイドルは冷凍麺。期待が高まります!
人気のダイエット麺に足りないものは、おいしさと満足感
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