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憧れの女性はみんな独身子なし。40歳の私もこのまま突っ走っていい?

 好きな仕事に没頭し充実した毎日を過ごしているうちに、気づけば“いい歳”に。昨今そんな女性は多いと思いますが、柳原園子さん(仮名・40歳・映像制作会社)もそのひとり。
不倫

写真はイメージです(以下同じ)

「結婚願望がなかったわけでも男っ気がなかったわけでもないんですけど、20代はヘビーな不倫にハマり、その反動で30代は複数人の男性とちょいちょい遊ぶライトな恋愛を楽しみすぎ、結婚から遠ざかってしまっていたんですよね」

何にも縛られず、自由に仕事や恋愛を楽しみたい

 そんな柳原さんが将来について真剣に考えたのは、37歳のとき。その頃仲のいい友人たちが出産ラッシュだったため、「自分も出産をするならそろそろ結婚を考えないとマズいんだろうな」と気づき、どういう道を選ぶべきか自己分析してみたといいます。 「その結果、『私は結婚も出産もしない』という答えに辿り着きました。自分のこれまでの生き方や性格を考えると、結婚や育児に縛られず自由に仕事や恋愛を楽しむほうが絶対に向いているなと。 『自分のペースも他人のペースも尊重し、常に笑顔で生きる』がモットーなので、帰りが遅く家事を手伝わない旦那のことを愚痴っていたり、言うことを聞かない子どもを鬼の形相で叱りつけたりしている友人たちを見るにつけ、言い方は悪いですけど『自分はこうはなりたくないな』って思ってましたしね」

生き生きとしている歳上の独身女性たちに憧れ

 さらに、憧れの年上女性がみんな“独身子なし”というのも、柳原さんを勇気づけたとか。 ハワイ「おもに仕事で出会ったアラフォー&アラフィフの人たちなんですけど、みんな自分の時間をフルに使って仕事も趣味もいろんなことに挑戦していて、本当にチャーミングで生き生きとしてるんです。  全員ではないけど彼氏がいて恋愛も楽しんでいるし、『いずれ友人が所有する一軒家をリフォームして独身仲間で一緒に暮らす』とか『ゆくゆくは移住した友人が多いハワイに拠点を移して余生を過ごす』とか、リタイア後のプランもそれぞれ素敵。独り身でもまったく悲壮感はなく、『こうなりたいな』と素直に思えるので、自分もその路線を突っ走ることにしたんです」
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充実した日々の中、時々感じる「不安」の理由
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