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ユニクロの「買ってはいけない微妙な小物」5選/バイヤーMB

 ファッションバイヤーのMBです。  そろそろ薄着になる季節。それだけに、これから「小物」が重要になってきます。ユニクロやGUもここ最近は小物の展開が多め。そこで今回は「ハズレ」を掴まないように「買ってはいけない微妙な小物」を紹介します。ダメとは言わないが着こなしに一工夫必要なハードル高めの小物。是非ご参考に。 (価格は税抜き、画像はオンラインショップより)

ガチすぎるアウトドアハット

ユニクロキャンプハットキャンプハット 1,990円  ガチアウトドアなキャンプハット。これから冒険に行く、登山に行くなどガチなら良いですが、オシャレ目線で使うのは少々ハードルが高い。  この手のキャンプハットを街着として作る場合、多くのブランドが素材か色かデザインなどで工夫し、都会的な印象が出るように調整するもの。例えば素材を耐久性が高い本気のチノ素材などでなく、テロッとした薄手のナイロン素材にして綺麗な印象に見せるとか。例えばデザインを通気孔を簡略化しステッチを少なめにして綺麗に見せるとか。例えば色を真っ黒にして髪の毛に馴染みやすく目立ちにくくするとか。(なのでネイビーカラーはまだ使いやすい)  ベージュカラーのチノ素材のガチなキャンプハットを、夏にTシャツに合わせようものなら、本気のアウトドアスタイルになってしまいます。選ぶ場合はコーディネートを気をつけて

アジア人には似合うけど、トレンド的にはちょっと微妙

ユニクロオーバルサングラスオーバルサングラス 1,500円  アジア人は眉毛と目の距離が離れているため、サングラスをかけると眉毛がサングラスからはみ出してしまう。それが「間抜け」な印象の元となってしまいます。欧米人は眉毛と目の距離が極めて近いのでサングラスをかけた時にレンズの中に全て収まるので表情が見えにくく格好良い印象になるもの。これ、アジア人がサングラスが似合わない原因です。  そこでアジア人は「大きいレンズ」を求めようとするわけです(銀座にいる中華系の方々は特にその傾向が強いですね、似合うものを求めた結論なのでしょう)。すると確かに眉毛まで隠れてくれるのですがその分サングラスとしての主張が強くなってしまい、「無駄なセレブ感」が出てしまいます。  好みもあるとは思いますが、現在のサングラスのトレンドはまだまだナチュラル志向が強い。あまりにも主張の強いデカサングラスはまだもう少しトレンドがやってくるまで時間がかかりそう。眉毛まで隠したくなるアジア人にとっては難しいトレンドですが、オーバルのような大きめサイズのものは「やんちゃ」「エセセレブ」な印象もあるので注意が必要。  ユニクロのサングラスなら、こちらのブロウサングラス(1500円)のほうがおすすめです。 ユニクロブロウサングラス ブロウ型だと眉毛が隠れるまではいかないですが、眉毛にレンズがかかりサイズもそこまで大きくなくトレンドにも合致します。買うならこちらが良いでしょう。

ABCマートで買えそうなフォルムが惜しい…

チャッカスニーカー 4,990円 ユニクロチャッカスニーカー コラボライン「ユニクロU」での展開なのですがどうにも格好がつかないこちらのスニーカー。好評なのか在庫が余ってるだけなのかわかりませんが何故か毎度展開されるこの形。そして毎度残って値下げされている印象。なぜ継続展開しているのだろう・・・。  確かに素材感は良いし、この値段でクッション性の高いインソールを装備しているので歩き心地は抜群。NIKEなど高級シューズブランドと比べても見劣りしない機能性があります。  しかしながら、見た目はABCマートで叩き売りされている2000円程度のスニーカーでも見かけるもの。ボテッとした丸みのあるシルエットは洗練さに欠いていて、デニムやTシャツなどの普通のスタイルに合わせてしまうと近所のおばちゃんになりかねません。  着こなしで工夫せねばおしゃれに見えない少し難しいスニーカー。確かに歩き心地は良いけれど、デザインだけなら格安量販店でも見かける分、5000円も出して買う気にはならない。
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「あしたのジョー」? 残念なバッグ
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