まだあった、旧型セクハラ。肩もみ・手相・催眠術は、こうして撃退
<みきーるの女子マインド学>
4月になりました。
この春から新社会人になったり、新しい職場でスタートを切った方も多かろうと思います。そんな中、早くも“アレ”に悩まされて困っている……という声が聞こえてきました。アレとは……そう、セクハラ!
今回は、「本当にあったずるいセクハラ」について考えてみたいと思います。
「ふだんは面倒見のいいキャラで通っている先輩が、当たり前のように“がんばってるか? ほら肩の力抜けよ~!”とかいって肩もみしてくるのがイヤでたまりません。みんなの見ている前で、これは後輩へのスキンシップですよ感を出してやってくるので、やめてと言えず……つらいです」(マナさん・22歳)
スキンシップを都合よく解釈した、許しがたいセクハラですね。こういう男性は、「胸や腰を触ったわけじゃないから、これはオーケー!」とか、「他意がないから、みんなの前でやっている」などと思っていそう。とんでもないことです。
「クライアントの男性に、“オレ、最近占いにハマってるんだよ。ちょっと手を出して?”と言われ、無理矢理手相を見られました。手の平をなでられたり、“彼氏とうまくいってないでしょ?”と言われたり、ホント最悪でした」(ユウミさん・26歳)
クライアントに求められたら、ノーと言いづらいのを見越して行為に及ぶ確信犯。最低です。彼らが男性に向かって「手相を見せて?」というところは見たことがありません……。
「派遣先の男性社員に、“緊張してるでしょ? リラックスできるように催眠術かけてあげる”と言われ、術をかける準備といって腕をつかまれたり、指でおでこを触られました。やっと決まった派遣先なので、トラブルを起こしたくなくてがまんしましたが、死ぬほどいやでした」(メグミさん・30歳)
これも、「キミのためを思ってやっている」というストーリーを作った上で追い込むゲスなセクハラ。催眠術のほか、「整体をやってあげる」「身体のゆがみをみてあげる」などのバリエーションもあります。立場の弱い女性を標的にするあたり本当に卑劣です。
セクハラ1. 「がんばってるか?」と言いながら肩をもまれた

セクハラ2. 「ちょっと手を出して?」と言われてなでられた

セクハラ3. 「催眠術、試してみない?」と迫られボディタッチ

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