美女同士のキスで話題の『ミストレス』。女が女に心奪われるのはどんな時?
前回、大政絢と篠田麻里子の衝撃的なシーンを見せつけたドラマ『ミストレス~女たちの秘密~』(NHK、金曜夜10時~)。男女関係・不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが、人気のドラマを読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)
自分では意識していなくても、きれいな女性に近づいてこられたら、ふっと心を奪われることはあるのだろうか。ドラマ『ミストレス~女たちの秘密~』で、肉食女性の水島樹里(大政絢)がレズビアンの玲(篠田麻里子)とキスするシーンが話題を呼んでいる。
「つきあっている彼の女友だちと関係を持ったことがあります」
そう言うのはアヤカさん(38歳)だ。5年ほどつきあっている同い年の彼がいるが、あるとき彼が会社の同期と飲む会にアヤカさんを招いてくれた。「僕の彼女です」と紹介してくれ、場もいい雰囲気でアヤカさんもリラックスしてみんなと盛り上がった。
「トイレに立ったとき、あとを追いかけてきたのがマナちゃん。彼女は私がトイレから出てくるのを待っていたようで洗面所であれこれ話しかけてきました。『アヤカさん、ステキ。私、アヤカさんみたいな人大好き』って。同い年なのになんだか妹気質な子で、私も酔っていたせいもあって彼女をふと抱きしめてしまったんですよね。そのままふたりでキスしちゃって」
そのときはその場のノリだと思っていた。ところが彼と一緒に彼の部屋に帰ったとき、マナさんの柔らかい唇を思い出してドキドキした。
「マナちゃんってどういう子なのと彼に聞いたら、公言はしていないけどどうやら彼女はレズビアンらしい、と。『アヤカみたいな女性が好きかもしれない』と彼に言われて。なんだか妙な気持ちがしたのを覚えています」
もともと中学・高校は女子校だったアヤカさん、女性と手をつないだり抱き合ったりすることには抵抗がなかった。
その後、マナさんからSNSを通じてメッセージが来るようになった。何度かやりとりしているうちに、ふたりとも歴女で幕末が大好きと判明。
「うちにいろんな資料があるから見に来ない? と彼女に言われて行くことにしたんです」

(画像:NHK ドラマ10『ミストレス~女たちの秘密~』公式サイトより)
現実に、異性愛者である女性が同性に心惹かれ、関係をもってしまうことはあるのだろうか。