元彼と復縁ラブのはずなのに…ストーカー扱いされた女性のてん末
現在の恋がうまくいかないときや、恋愛がごぶさたな時、ふと顔をもたげてくるのが昔の恋人との復縁したい願望。
実際に元カレと復縁しようとした女性に話を聞いてみました。
保田美加子さん(仮名・27歳・派遣社員)は、ここ2年程、彼氏がいません。友達からの合コン的な食事会の誘いには、積極的に参加するようにしているのですが…なかなか上手くいかなかきません。そんな独りに慣れてきてしまったある晩に、美加子さんは夢を見たそう。
「それが2年前に別れた元カレ(Aさん・31歳・会社員)と結婚式を挙げている夢なのですが、まるで現実のように生々しくて…とても幸せな気持ちで目が覚めたんですよ」
それからAさんの事が気になり始めた美加子さん。
「別れた時に、AとのLINEもメールも全部消してしまったのですが…なんとなくInstagramのアカウント名を覚えていたので検索してみたら、仕事仲間との飲み会の写真が数時間前にアップされたばっかりでした」
元気そうなAさんの写真を見て、嬉しくなった美加子さんは思わずダイレクトメッセージを送ってしまったそう。
「すると、すぐに『僕も最近、美加子の事思い出してたんだ』と返事がきて…やだ、これって以心伝心? やっぱりAが運命の人なのかもとドキドキしました」
久しぶりにAさんとの再会を果たすと、懐かしい話に花が咲いて大変盛り上がりました。
「楽しくて、終電ギリギリまで飲んでしまい…早足で駅に向かっている途中でAがいきなりキスしてきたんですよ。あ、これはこのまま復縁して勢いで結婚だな…そしてあの夢が正夢になるに違いないと思ったんです」
翌日も、その次の日も美加子さんの部屋に遊びにきたAさん。もうすっかり復縁した気でいたのですが…。
「私がAの部屋に行きたいと言うとはぐらかしてくるので、おかしいと思い…帰るAをつけて行ったんですよ」
慎重に後を追っていくと、あるマンションに入っていったAさん。
「すると、すぐにラフな格好に着替えたAが女と手をつないで出てきたんですよ! どういう事? と頭に血が上ってしまって」
ガシッと後ろからAさんの肩をつかみ「この女誰なの?」と詰め寄るよると…。
「もうAはしどろもどろだし、手をつないでいた女からは『はぁ? 私はAの婚約者で、このマンションで一緒に暮らしているんですけど』と言われるし、もう何が何やらって感じで」
怒りよりも、驚き過ぎて腰が抜けそうになった美加子さん。
「信じられなくてAに『嘘でしょ? 私と復縁したよね?』とたずねたら『いや、あの…来年この子と結婚するんで』と消え入りそうな声で言われて…」
頭が混乱した美加子さんは、思わずその場を走り去りました。
「ヤケになり缶ビールを飲みつつ、泣きながら家に帰ったら…Aから『さっきはごめんね』とメールがきたので『私の事だましたの? もう死にたい』と返信して、そのまま寝ちゃったんですよ」
朝になり目を覚ますと、Aさんから返信がない事に心底ムカついた美加子さん。
「もし、このまま私が死んだらどうする気なんだよと思いません? とりあえず、メール読んだら慌ててウチに安否確認に来いよって感じです。私の事だましたくせに…」
元カレと結婚式を挙げる夢を見てから気になって…

写真はイメージです(以下同じ)
久しぶりに会った元カレと盛り上がりキス

婚約していた彼

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