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元彼と復縁ラブのはずなのに…ストーカー扱いされた女性のてん末

「おい、ストーカー!通報するぞ!あっちへ行け!」

スマホを見る女性 その後、何通かAさんにメールを送りましたが返信が無いため、またAさんのマンション付近で待ち伏せする美加子さん。 「もう一度会ってちゃんと話そうと思っていただけなのに、私の姿を見た途端にAは走って逃げていったんですよ」  頭にきた美加子さんが、走って追いかけると…。 「Aに走りながら『おい、ストーカー! 通報するぞ! あっちへ行け!』と怒鳴られて…酷くないですか? さんざん気を持たせておいて」  悲しくなってしまった美加子さんは、泣きながら引き返して家に帰ったそう。 「私はストーキングしてる気なんてまるで無くて、どちらかというとAに復縁を匂わせられて、弄(もてあそ)ばれた被害者だと思っているのですが…」  これ以上Aさんに付きまとい、警察沙汰になるのはご免なので…もうあきらめる事にしたという美加子さん。 「まだ釈然としませんが、きっとこのまま周りが見えなくなって突っ走ると、本当のストーカーになっちゃうんだろうな、と自分にブレーキがかかったので」 「はやくAの事なんて忘れたいのですが、いまだに思い出してムカムカする時がありますね…」とため息をつく美加子さんなのでした。 ―シリーズ「恋に狂ったワタシ」― <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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