蒼井優みたいな“奥二重・一重でも美人”な条件とは?高須克弥院長に聞く
お祭り騒ぎだった女優・蒼井優とお笑い芸人・山里亮太の結婚。何度もメディアで流れた記者会見を見て、あらためて「蒼井優って美しい…」と感じた人も多いのではないでしょうか。
でも蒼井優は、よく“塩顔”と言われるように、“ほぼ一重”に見える和風フェイスなんですよね。女性はパッチリ二重の洋風フェイスに憧れる人が多く、アイプチや整形で二重にする人もいるなか、それとは違う路線です。
一重&奥二重でも美しい人にはどういう特徴があるのでしょうか? 美容整形外科・高須クリニックの高須克弥院長に聞きました。教えて、かっちゃん!
まず、蒼井優はパッと見の印象では一重なのですが、よく見ると……奥二重でしょうか。
「奥二重ですね。でも写真によっては二重に見えるときもあるね。二重といっても色々種類があるんですよ」(高須院長)
蒼井優の場合は、目尻のほうだけ、幅が狭い二重が少し見える「自然な奥二重」のようです。
そもそも、二重が美人で、一重が不美人という思い込み自体が間違っている、と高須院長は言います。
「日本人形が美しいように、一重だから不美人とは限らないよ。要はバランスです。
昔から、日本人の容姿は、薩摩型と長州型にタイプが分かれると言われてきたんです。明治時代に日本に来たドイツ人医師のエルヴィン・フォン・ベルツ博士が、日本人を見てその2つに分類したの。
薩摩型は、丸顔に二重まぶたのパッチリ目、幅広い鼻で、濃い顔。
長州型は、面長、一重まぶたで切れ長の目、細い鼻筋の顔。
蒼井さんは典型的な長州型で、『うりざね型』の輪郭をしてますね。うりざね顔に奥二重でも、バランスが取れていれば美人偏差値の合格ラインに入るんだよ」(高須院長)
確かに、蒼井優の写真で各パーツのバランスを計測すると、高須院長が定義した「美しい顔の設計図」に当てはまってビックリしました。
たとえば、「目の横幅:上下幅=3:1」が理想的だという法則がありますが、蒼井優はだいたいこの比率。目の上下幅が十分あるから、奥二重でも目が小さく見えないわけですね。
また、正面から見て顔の横幅を5等分して、2つめと4つめのブロックに目がぴったりはまるバランスがベストだとされています(つまり、耳~目尻、目~目と間がほぼ同じ長さになる)。蒼井優もだいたいこのバランスなのです。
その他、鼻や唇の位置関係も、美人の定義に当てはまっていました。
他にも、木村多江や吉高由里子のように、“ほぼ一重”に見える奥二重の美人はいますよね。
「木村多江さんや吉高由里子さんも、蒼井さんと同様、全体のバランスがいいんだよね。
これが、ちょっと鼻が大きすぎたりアゴが長すぎたりすると、途端にお顔の偏差値が低くなってしまいます」(高須院長)
蒼井優は、うりざね顔に奥二重

各パーツのバランスが絶妙


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