「麻婆豆腐の素」でも本格麻婆になるコツ5つ。意外な隠し味が効く
ちょっとの工夫で、本格味に。
忙しい時にも便利な「中華の素」が、ますます人気を博しています。中でも絶大な人気を誇るのが、「麻婆豆腐の素」。スーパーの中華材料コーナーに行くと、麻婆豆腐の素だけで驚くほどの種類がそろっています。最近では、オイスターソースをベースにした「広東式」や、「化学調味料無添加」まで登場し、選べる楽しみも広がっていますし、どれを選んでも、ある程度のおいしさを楽しめるようになっています。つまり、ちょっとの工夫でワンランクレベルアップできたら、最高ですよね!
そこで今回は、麻婆豆腐の素をレベルアップさせる「カンタンアイディア」を5つご紹介したいと思います。
レトルトパウチの調味タレで作る麻婆豆腐、辛さやシビレを期待することはできても、やっぱり劣るのが、「香り・風味」。これを補う目的で、ネギ、生姜、ニンニクなどの香味野菜は、なるべくホンモノを使ってみてください。すべてそろっていなくても、どれか一つだけでも十分です。格段においしさを実感できることでしょう。
本格中華料理屋で食べる麻婆豆腐の多くに使われているのが、「葉ニンニク」。ニンニクの葉の部分で、上品な風味や香りを演出することができます。スーパーなどで葉ニンニクを手に入れることは、難しいでしょうから、代わりにオススメしたいのが、「ニラ」。粗く刻んで、仕上げに加えてさっと火を通すくらいでOK。華やかな味わいにグレードアップされます。
薬味やニラがない場合に、確実に風味を上げてくれるのが、最近よくみかける「香味油」。具体的には、中国山椒(花椒)の香りをまとった「花椒油」や、ネギの香ばしさを加えてくれる「ねぎ油」。仕上げに垂らす、もしくは、追加のひき肉を炒める際に使う油として活用すると、効果大。常温保存ができるので、常備アイテムとしても秀逸です。

①薬味はなるべくホンモノを使う

②刻んだ「ニラ」を加える

③仕上げに「香味油」を垂らす

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