「この仕事続けていいのかな?」誰もがぶつかる悩みの解決法
【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
「ワタシ、このままこの仕事を続けていいのかな?」
誰しも今の仕事を続けていくか悩んだ経験があると思います。自由人っぽく見られることの多い筆者も、実はこの仕事を続けるか迷ったことがあります。それも何百回も(笑)。
フリーのライターを始めてもうすぐ6年になりますが、昨年は人生に迷いすぎて実は転職活動をしたことも。しかし面接が進む中で、その会社で仕事をする自分のイメージがもてず、今の仕事、今の立場をとことん頑張るしかないんだな~なんて気づいたのでした。
働き方や生き方の多様性が叫ばれる今、とはいえ多くの人は会社員として企業に属し、やりたい仕事ではなくできる仕事でお給料をもらい生活しています。
また、男女平等の時代とはいえ、パートナーや家族の変化にともない、退職したり転職したり、女性はまだまだ周りの環境の変化の中で生きなければいけないのは事実。
そんな中、少しでも不安を抱かず、そして幸せを感じながら仕事に取り組むにはどうしたら良いのか。今回は人気キャリアカウンセラーの水野順子さんにお話を聞きました。
「やりたいことをやればいい」「好きな事を仕事にしない方がいい」「ワークライフバランスを重視せよ」
など、働き方の正解を探していくと色んな人が色んなことを言っています。
正直、やりたいことができても貧乏だったら意味がないと私個人は思うのですが、このバランスはどうしたら良いのでしょう。
「満足度の高さでいえば、割り切りと好きを両立させている人が一番満足度は高いです。条件だけで仕事を選ぶと、人はどうしても長続きしません。長くその仕事を続けるには、好きとか面白みがないと続かず、結局細切れのキャリアになってしまうんです。
とはいえ、女性の中には『好きが見つからない』と迷いを抱く人も多いのは事実です。そういった場合は、出来ることをまずやっていき、その中で好きを見つけるようにしてみては?と提案しています」(水野さん、以下同)
ちなみに転職を考える際、プレイヤー経験しかない人の転職は35歳までが限界であるといった“35歳転職限界説”がよく言われていますが、最近は事情が変わってきているといいます。
「大前提として、転職に関して今は年齢よりもその時の景気に左右されます。そして今は超人手不足の時代。女性は平成27年から女性活躍推進法が施行され、管理職の求人が増えています。また、最近は男女どちらも30~50代のミドル向け求人が増えているので、35歳をすぎたとしても、新たな転職は可能だと思います」
転職に際して大事なのは、あくまでも会社と人との相性と、どんな実績やスキルを持っているかという点。とはいえ、「私って大した実績もスキルもないなあ」と自信喪失気味に感じる人も多いかもしれません。
実はそこにも、自己評価と他者評価の無自覚のズレがあるといいます。

「仕事の満足度」ってどこにあるの?
35歳転職限界説は本当?
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