ここで、知らずにやってしまうNG項目についてもお伝えします。

写真はイメージです
・うつぶせ
・鼻を引っぱる
・鼻をつぶす
・口呼吸
・鼻炎
・鼻の触りすぎ
・ほおづえをつく
・鼻のかみ方にも注意
この中でやりがちなのは、「鼻を引っぱる」ではないでしょうか。小説『若草物語』の登場人物が、鼻を高くするために洗濯バサミで鼻をつまんで寝た、というエピソードがありますが、実は私も真似をしました。
まず鼻を引っぱると、「
手のクセがついて鼻先端の形状を歪めてしまうことがある」そうです。

「毎日コツコツ2~3分くらい継続することが大切」という、セルフ降鼻矯正。
正直なところ、手の力で鼻の形を変えられるのか疑問もありますが、本書の矯正術をご紹介しておきましょう。
注意点は、「鏡を見ながら左右対称に行う」「利き手とそうでない手の、力加減が同じになるように行う」「手は清潔な状態で行う」の3点です。本書に掲載された降鼻矯正は4種類。手軽にできる2種類をご紹介します。
1 右の眉頭の下、くぼんでいる部分に右の親指を差し込むように入れる。
2 安定するように残りの4指を顔の左側にあて、右の親指で、前頭骨、上顎骨から鼻骨を引きはがすイメージで親指を斜め前(鼻のほう)の方向に押し(20秒)、鼻骨を刺激する。反対側も同じように押す(20秒)。

一見単純ですが、奥が深くて気持ちのいいケアです。個人的には、ツボ押し感覚で指が骨にハマりやすい場所をキャッチし、痛くなる手前の力加減で押すのがいいと思います。朝の洗顔後にやると、目の開きもはっきりしてきますよ。