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ノーマスク高校生の“密”写真が炎上。米国人はマスク問題で連日バトル

 日本では、猛暑続きの中、熱中病にならないよう気をつけながらも、他人に感染させてしまわないよう、公共の場ではマスクを着用し続けている人がほとんど。先日、都内ではノーマスクで集まる「クラスターフェス」なる集会も開かれていたようですが、そうした考えの人は少数派です。
 一方、国の代表であるトランプ大統領自らマスクの必要性を軽視するアメリカでは、まだまだマスク嫌悪を持つ人が多く存在します。

「マスクを着用するvsしない」の小競り合いが多発するアメリカ

 これはよく耳にすることですが、アメリカにはマスクの着用の仕方を知らない、マスク慣れしていない人が多いのです。  そのため、マスクで鼻だけ、口だけをカバーする人はかなりの数いる模様。7月下旬、米国版BuzzFeedが「誰に言うべきなのか…、マスクって鼻まで覆うべきものなんだよ」とツイートすると、「大勢の人に言うべき」「次はうちの叔父さん宛につぶやいて!」「あごにしてる警備員よく見かける。しかも、病院で!」など賛同するコメントが続々と集まりました。  それでもマスクを顔のどこかにしている人はマシな方で、そもそもマスクを持っていない、する気もない嫌悪派も多くいるため、スーパーやコーヒーショップ、飛行機の機内などで、「マスクを着用するvsしない」の小競り合いが多発。  ツイッターでアメリカのメディアをフォローしていると、毎日のようにマスクを巡って店員と客、ときには客同士が怒鳴り合っている動画がタイムラインに流れてきます。 コロナ、給付金、米ドル

マスク拒否で100人以上が航空会社のブラックリスト入り

 CNNによると、デルタ航空ではこれまでに、マスク着用義務を無視した客100人以上の搭乗を禁止。マスク着用を拒んだ客は、今後も同航空のチケット予約をする権利を与えないといいます。  米航空業界団体は、感染リスクを軽減することで乗客に安心してもらうため、6月中旬にはマスク着用ガイドラインに従うのを拒否した乗客の搭乗禁止方針を打ち出していました。しかし、マスク着用を義務づけるポリシーは国の決め事ではなく、業界が独自に決めたこと。  大多数は素直に従ってくれたといいますが、7月にはデトロイト発の便で搭乗した後にマスク着用を拒んだ客がいたため、ゲートまで戻る事態が発生しました。
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ノーマスクの高校生が廊下を行き交う写真が炎上
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