――猫に触れている写真も多いですよね。どうやって仲良くなったんですか?
北澤:今めちゃくちゃ懐いているサビ猫でも、なでられるまでに1年半はかかりましたね。目があっただけで逃げちゃうような状態から、逃げないでずっとこっちを見てくれるようになって、あるとき急にあっちから近づいてきて、そこから触れるようになりました。触らせてくれる猫は、誰かにエサをもらっている猫だと思います。本当のノラは無理じゃないかなぁ。
――野良猫と接するときに、気をつけていることはありますか?
北澤:エサはあげないようにしています。自分が毎日通えるわけでもないので、期待されちゃって、他のエサを食べなくなったりすると困るので。あとは、車が通るようなところでは触ったり近づいたりしないようにしています。怖がって突然とび出して、事故にあったりしないように。人懐っこい猫でも、急に何かが刺激になってバーっと逃げたりすることもありますしね。
――ずばり、猫の魅力とは?
北澤:こびないところですね。犬も可愛いけど、人のために何かしようとしているのが、たまに心が痛くなるんですよね(笑)。猫は自由でこびないけど、人間がいないと生きていけないというところに魅力があるんじゃないかな。
――では、野良猫にしかない魅力って、何でしょう?
北澤:野良猫は毛並みがゴワゴワで、声もだいたいダミ声。チンピラみたいな猫ばっかりだけど、首とか背中をなでるとゴロゴロ言って、普通の家猫と変わらないみたいなギャップが可愛いんです。エサをくれる人が近くに来ると、バーッとそっちに行っちゃうけど、そんなところがいいですよね。
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北澤さんのTwitterにはここで紹介した以外にも“猫探し写真”が公開されているので、チャレンジしてみてはどうでしょうか? または、ここで紹介したコツを参考に、今日は猫を探しながら歩いてみるのもいいかもしれません。くれぐれも猫を怖がらせないように気をつけましょうね。
【北澤仁】
1979年生まれ。山崎ノボルとのお笑いコンビ・ロビンソンズとして活動。趣味は映画鑑賞、猫鑑賞、大喜利。YouTubeチャンネル「
ロビチューブ」
<取材・文/鴨居理子>
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