クリスマスイブに初デート、その途中に彼が思わぬ裏切りを…
彼が急に帰る上、食事代も立て替えてほしいと言われて
他の女子のもとへ飛び出して行った彼
「Kくんが『ごめん!時間がないから正直に言うと、同じ学校のずっと狙っている子から急に誘われたんだ。このチャンス逃したくないからホントにごめん!』と謝られて。あきれるやら、情けないやら複雑な気持ちになりましたね」
彼はサッとジャケットを羽織り「僕ら、友達同士だからいいよね!またね」と店を飛び出していきました。
「Kくんは、クリスマスを一緒に過ごす相手が欲しくて、とりあえずフリーでホイホイ付いてきそうな私を誘っただけだったんでしょうね。だんだんムカついてきて…2人前の料理をテイクアウトにしてもらい、帰って全部やけ食いしました」
せっかく好きになりかけてたのに、クリスマスイブの夜、楽しそうなカップルが何組も過ごしているレストランに置き去りにされた事がどうしても許せなかったそう。
「もちろんその後、バイト先で一緒になった時に、Kくんに食事代半額もらいました。オゴるって言われましたが『もうあんまり口聞きたくないから、必要最小限しか話したくない』と言ったら黙っていましたね」
それから、何だか男性を好きになるのが怖くなってしまった千奈美さん。
「もう誰を信じたらいいのか分からなくなってしまいました。私はいつになったら楽しいクリスマスを過ごせるんでしょうね」とため息をつく千奈美さんなのでした。
―年末年始のトホホエピソード―
<文&イラスト/鈴木詩子>
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